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ブックマーク / eeg.cloudcomputing-navi.com (3)

  • 注意点|脳波測定マニュアル

    脳波測定の注意点をまとめました。これから脳波測定を始める人、脳波測定をしてきたけどうまくいかない人、ぜひ読んでください。 脳波測定において最も注意すべき点は、被験者の健康状態です。 脳波測定は、被験者の脳が作り出している超微弱な電位を測定するものですから、基的には危険はありません。 脳波測定というと、頭にたくさんの電極をつけているのをイメージされる方がいらっしゃいます。 私は一般の方に「あれは、電気を流してるの?」とよく質問されます。 感電させられるのではないかと思っている人がいるのです。 これは大きな誤解ですね。“流している”のではなく“流れているものを測定している”だけなのです。 ですから、脳波測定は安全です。 ただし、測定する脳波の種類によっては、被験者の健康を害する場合があります。 例えば、定常状態視覚誘発電位(SSVEP)の測定では、高速に明滅する視覚刺激を用います。 この刺激

  • 電極の配置(国際10-20法)|脳波測定マニュアル

    電極の配置は、脳はキャップのメーカーごとに様々なタイプが存在します。 その中でも世界標準とされているのは国際10-20法という配置です。 下に配置図を示します。 耳朶のA1とA2は基準電極です。脳波測定では、各電極と基準電極の間の電位差を測定することになります。 電極を付ける手順は以下の通りです。 徹底した洗髪 ドライヤーで頭皮頭髪を乾かす キャップをかぶる ジェルを注入する 電極には直接指で触れないように注意してください。また、ジェルの入れすぎにも注意が必要です。大量にいれると、他の電極付近の電位も拾ってしまいます。ジェルは必要最小量にしましょう。 ジェル注入時にインピーダンスが5kΩ以下に下がるかを確認します。 もしも、なかなか下がらないようでしたら、ジェル注入用のスポイトの先端部分で頭皮を削るようにします。 少し痛みがありますが、我慢しましょう。 耳朶も専用の研磨剤で研磨をおこなって

  • 視覚誘発電位(VEP)の測定方法|脳波測定マニュアル

    視覚誘発電位(VEP:Visual Evoked Potential)とは、視覚刺激を見たときに生じる誘発電位のことです。 潜時100ms程度にはじまり、いくつかのピークをもちます。 刺激の提示頻度を上げた場合に生じる視覚誘発電位を特に定常状態視覚誘発電位(SSVEP:Steady State Visual Evoked Potential)といいます。 視覚誘発電位は視神経の検査などに用いられます。 視覚誘発電位の測定では視覚刺激を用意する必要があります。 脳波計測用に作られた視覚刺激発生装置などを用います。 視覚刺激にはフラッシュ刺激やパターンリバーサル刺激などが存在しますが、一般的に用いられるのは後者です。 パターンリバーサル刺激は、白黒のチェッカー模様の白黒が一定の時間間隔で反転します。視神経は、単に明るい光よりも、白黒のコントラスとに反応することが知られているからです。 測定は暗

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