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ブックマーク / white-cake.hatenadiary.com (38)

  • 人生激変報告 - wHite_caKe

    お久しぶりです。シロイです。ほんとはそこまで久しぶりじゃなかったかもしれないんですが、なんか気分的にすごく久しぶりなのですというか、なんだこのごちゃごちゃした前置き。 実は入院してました。出産したもので。そんで退院もしたんですが、ご多分に漏れず育児ってやつに忙殺されてます。 赤子、マジバネエ。こっちの生活、マジ根から変えてくる。なんせ言葉が通じねえ。 私は自分の過去話をブログに書いてるくせに、セキゼキ(仮名)さんと入籍してもう三年以上経つのにそのことに一切触れてなかったりします。だってなんか気恥ずかしかったし、時間が空いたらますます書きづらくなったよ? なので出産話も書かずにいくことも考えたんですが、さすがにコドモが生まれたらものの見方とか興味関心とか激変するかもしれないから書かないとか無理だなと思って今、なわけです。 高齢出産なのでなにがどうなるかわからないから無事生まれるまでは書かな

    人生激変報告 - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2015/03/04
    おめでとうございます!!!
  • 偉くなくても強くはなれる - wHite_caKe

    はじめに 今回のお話は、諸々の事情をかんがみまして、だいぶ事実を改変しております。 フィクションと思ってお読みください。 あなたが実際に似た話を知っているとしても、それはおそらく偶然の一致であり、この話とは無関係です。 文 シロイさん、駅までなら送っていこうか? いいのよもう、どうせ通り道なんだから。それに誰かとお話しながら帰る方が楽しいでしょ。遅い時間なんだし、このへんは道が暗いし、駅まで歩くのは危ないでしょ。だから遠慮しないで。 ふふ、いいでしょう、この車。最近、かなり契約、とれてるからね。思い切って買ったの。実はこの車を誰かに自慢したかった気持ちもあったりして。だって私、この車見るたびに思うのよ、自分はここまで来れたんだなって。ほんと、嬉しくって。 この仕事、最初の頃は辛かったけどねえ。私は営業の才能がないって、何度思ったか。契約なんてとれなかったし、お給料もちょっとしかもらえなく

    偉くなくても強くはなれる - wHite_caKe
  • 最低な男さんへ - wHite_caKe

    コメント欄に数日前にいらしていた「最低な男」さんへ ちなみに私自身は「最低な男」さんを別に最低だとは思っていません。世の中にはDVとかモラハラとか多重債務とかギャンブル依存とか、上には上というか下には下というか、とにかくもっといろんな最低要素を持った方がいらっしゃいます。 「最低な男」さんは誠実さも常識もある程度持ち合わせた方であるなと、コメントを読んで感じました。どうかご自身を「最低な男」などと不正確にカテゴライズなさらないでくださいな。 まずご質問に対してお答えいたします。 で、最後に、私が聞きたいことは現在、何か彼氏に偶然会ったら伝えたいことは何ですか? ん〜と、率直に言って何もナイですね。しばらく考えましたが、ナイです。 私は確かに辛い思いもいたしましたし、恨みに思う気持ちなんかも存在したわけですが、そのくらいのことを元彼が想定していないわけがないと思いますし。 アレは辛かった、悲

    最低な男さんへ - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2009/06/25
    人間の心って恐ろしいもので、「柔らかな嘘」をつき続けていると、長い時間をかけてじっくりじっくり心が腐っていく。真人間であれば耐えられない。そんな嘘の入り込めないような関係でないと、長い付き合いは難しい
  • 近況報告さんにんぶん - wHite_caKe

    シロイ・ケイキ ここ一年でシロイの近辺に何か変わったことがありましたかと問われれば、答えはイエスでありまして、シロイの勤務先は、この世界的大不況の影響をばっちりと受け、従業員はばっちりと大量に首を切られ、その切られた従業員の中に、ばっちりと私も含まれました。 私はわりあい流行に疎い人間なのですが、今回は流行の最先端にばっちりと乗ってしまいました。「私もあんなふうにファッショナブルに流行を乗りこなしたい」などとかつて考えたこともありましたが、こんな形で夢が叶うとは感無量です。 とはいえ、そろそろ流行の申し子という立場にも傷気味となってまいりましたので、現在は大絶賛お仕事募集中でございます。 特技はマジックとブログでくだらない文章を綴ること、尊敬する漫画家は荒木飛呂彦、好きな連続殺人犯はエド・ケンパー、というプロフィールを持つ失業中のwebディレクターを雇ってみたい方はいらっしゃいませんか?

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    tomo-moon
    tomo-moon 2009/06/12
    あのセキゼキさんが!
  • 魔女の一撃 - wHite_caKe

    シロイです。まだこのブログを見に来てくださっている方、当にありがとうございます。おひさしぶりでございます。 気がつけば、ここも一年以上更新されていませんでした。 その間にも覗きに来てくださった方がいらっしゃるのでしょう。まことに申し訳ございません。 一年間の更新休止中、「何かあったのでしょうか?」みたいなメールをいただいてしまったこともあったりしました。 そこには更に「何か事情があるのではと思いながら話に持ち出す事、すみません」という優しいお言葉が綴られていまして、私はそのメールを見たあと自己嫌悪で「あああああああ」と叫びながら部屋の中をごろごろと三分ほど転がりました。 ブログが滞ってしまった理由は、さほど深刻なものではなく、実は一年ほど前ぎっくり腰になってしまったからなんです。 ドイツ語でぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と呼ぶと聞きましたが、適切なネーミングですね。邪悪極まりない魔女の

    魔女の一撃 - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2009/06/09
  • 春の教訓大売出し市 - wHite_caKe

    以前、知人の不倫現場を目撃したことがあります。 あれは私が高校に進学したばかりの頃、祖父母にファミリー志向の回る寿司屋に連れて行ってもらったときのことでした。 四十代くらいの男女が、店に入ってきました。 私はその男性のほうに見覚えがありました。父の同僚のゴリタニさん(仮名)です。 軽く会釈をした私と目があった瞬間、ゴリタニさんの顔色がさあっと変わりました。 ものすごい勢いで顔をそむけ、女性を強引に引っ張りながら、私の座っている位置からからもっとも遠い席に、逃げ込むようにして去っていくゴリタニさん。 ゴリタニさんの態度に驚かされ、ぽかんと口を開けた私は、 「どうしたのケイキちゃん」 と祖母に声をかけられ、はっと我に返りました。 「ううん、なんでもない。知り合いが入ってきたような気がしたんだけど、見間違いだった」 答えながら、私は徐々に事態を理解し始めていました。 (もしかして……ゴリタニさん

    春の教訓大売出し市 - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2008/03/29
  • モラルハラスメントの分類と対処法とSHOGUN - wHite_caKe

    モラルハラスメントでは加害者のタイプがいくつかに分けられ、タイプに応じた対策をとることがたいへん重要となります。 「ストレス習慣型」、「自己愛性格型」、「無知型(楽観主義型)」、「集団心理型」、「メンタル不全型」、「頑固型」などなど。 さらに「自己愛性格型」は細かく三つに分類されたりしますが、ここですべての分類を並べるのは題ではないので、飛ばします。興味がある方は各自調べてみてくださいな。 さて今日の題は「ストレス習慣型」のモラルハラスメントでして、日の職場で行われているモラルハラスメントの八割以上が、ストレス習慣型ではないかとも言われています。 ストレス習慣型というのは、手っ取り早く言いますと、八つ当たりです。ストレスのたまった上司が、報復される可能性の低い部下に、八つ当たりをして憤を晴らすタイプのモラハラです。 敗残兵から一言 - reponの日記 召還していないのにマッチョマ

    モラルハラスメントの分類と対処法とSHOGUN - wHite_caKe
  • 愛と感情のマリン・アーティスト - wHite_caKe

    趣味の悪さというもの - good2ndの日記 を読んで、数ヶ月前の出来事を思い出しました。 ミクシの名プレイアカウントでまったく知らない女性からメッセージを受け取ったんですわ私。 フーアーユーとか思いながら開きましたらば、それが元彼の現在の彼女からのメッセージでして、なんか冒頭に 突然このようなメールをお送りする無礼をお許しください。 とか書いてあったぜ、びっくりした。驚きのあまりうっかりマイミクに追加してしまいそうになったりして、うおー危ない。 無礼と思うならやらなければいいんじゃないかしら、などとマリー・アントワネットの真似をして(でも日語で)呟いてしまったのですが、まあそれはいいです。パンもお菓子もないから革命起こすんじゃコラア状態のフランス革命時の人民のように、彼女にもきっとナニカ理由があったのでしょう。知らんけど。 とりあえずそのときの私、元彼の現在の彼女がどんなひとか、好

    愛と感情のマリン・アーティスト - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/11/14
    彼女もまたある種のアーティストというか、ファンタジスタだな。このエントリの米欄に潜んでるような気もするw
  • wHite_caKe - サボテンは強くない

    内田春菊の『ファンダメンタル』ってゆー、短編集がありまして、一つの一つの話はとても短いのですが、これがなかなか「ずん」とくる話が多めに含まれている短編集なんですね。 私がその中でも特に気に入っている話の一つに、『サボテンは強くない』というのがあります。 かつてコイビト同士であった二人の男女が喫茶店でひさしぶりに会います。 付き合っている間、あなたは私に対してかなりつらく当たった。私はあなたがすごく好きだったから我慢したけど、嫌われているのかなと思って悲しかった。でもそういえば確かにあなたに面と向かって嫌いだと言われたこともあったんだから、しょうがないわね。そんなことを語ってから女性は、 「だからあなたから連絡があってびっくりしたのよ。こっちとしては結婚しますって知らせて、それだけのつもりだったから」 と既に過去を過去と割り切った表情で言います。 すると男性は、きまりわるげにもじもじしながら

    wHite_caKe - サボテンは強くない
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/07/27
    読んでみたい。しっかし、どんなに火炎放射器使った挙句別れても、相手が「結婚する」ことを知った途端、異常な執着心を見せる男性はなぜ多いのだろう(いろんな体験談を読むとそういうシチュエーションが多い)
  • まわる回るメリーゴーランド - wHite_caKe

    「BABY IN CAR だと?フ・ザ・ケ・ン・ナ」という記事を読んで、思い出したんですが、友人のエイライくん(仮名)は、一見すると話題のステッカーにそっくりなんだけどよく見るとそこに描かれているシルエットは赤ちゃんではなくて折り重なる二人の男女だった!という絵柄の、「赤ちゃんを作っています」ステッカーを愛車に貼っていました。 後輩のナガワくん(仮名)が貼っていたステッカーは、『サタデー・ナイト・フィーバー』に出てくるジョン・トラボルタの例のポーズのシルエットが描かれた、「オレはノっています」ステッカーを貼っていました。 1978年、ナガワくんが生まれる前に公開された映画がいまだにこんなパロディネタにされてるなんて、ジョン・トラボルタは素晴らしい、と私は感心していたのですが、その一方で私たちはあまりにもハリウッド映画に影響されすぎているのじゃないか、という気もしたのでした。 だってエイライ

    まわる回るメリーゴーランド - wHite_caKe
  • wHite_caKe - 「傷ついた」、「傷つけたくない」、「傷つかずに生きられる人間はいない」、「傷つけることを恐れるな」等の言葉を聞く度に思い出すのは〜その2〜

    前回が問題編だとすると、今回は解答編ちゅーことになりましょうか。 私なりに彼がなぜ立ち漕ぎするひとを偽善者にカテゴライズするのか追求したら、大体こんなかんじになりました。 彼は自分の足が短いことを気にしており、そのことに苦しんでいる。 だから人前で椅子に座るのが苦痛で仕方ない。座高が高いから座れば一目で短足がばれてしまうというのが、彼の考え。そのくらいならずっと立っていたいと常々思っているし、実際昔はなるべく人前で座らないようにしていた。 「電車の座席」と「自転車のサドル」に腰を下ろすことは、特に彼にとって耐え難い。テーブルなどで隠してごまかすこともできない状態で、公衆の面前に自分の長い胴をさらすことになるから。 だけど彼は同時に、そんなことを気にしている自分を『臆病』で『欺瞞的』であると感じ、そのことにも心底嫌気がさしていた。 だから彼はがんばって、人前で座るようになった。サドルに腰を下

    wHite_caKe - 「傷ついた」、「傷つけたくない」、「傷つかずに生きられる人間はいない」、「傷つけることを恐れるな」等の言葉を聞く度に思い出すのは〜その2〜
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/06/25
    座高コンプ…orz パンツ買うときウエストにサイズを合わせるとかなりの確率で裾上げする羽目になるワタシ、その男性にほんのちょっとシンパシー、いやそれよかシロイさんと結論のがよりシンパシちっくですが。
  • 「傷ついた」、「傷つけたくない」、「傷つかずに生きられる人間はいない」、「傷つけることを恐れるな」等の言葉を聞く度に思い出すのは〜その1〜 - wHite_caKe

    以前、人は意図していないんだろうけど私の「人生と人間をとらえる認知の枠組み」的なものに、意外と大きな影響を与えてしまったひとの話をします。 そのひとの主張。 「電車の中で空席があるのに座らない人間と、自転車で急に立ち漕ぎを始める人間て、ほんと潔くないよね。見てるとあの欺瞞に無性に苛々するし、こっちの気持ちもざっくりと深く傷つくのに、自分たちの気軽な行為が周りの人間にどんな影響を与えるかも全然考えてないんだよ無神経で嘘つきな偽善者どもめが!」 実際の細かな言葉は忘れたけど、要約するとこんなかんじでした。 そしてそのひとは他にも、 「電車の中でを読んでいる人間」 「電車の中で眠っているor寝たふりをしている人間」 「背の人間」 なども深く憎んでいました。 はっきり言いますと。 私は最初、彼がナニを言っているのか、さっぱり理解できませんでした。 「電車の中で空席があるのに座らない人間」が欺

    「傷ついた」、「傷つけたくない」、「傷つかずに生きられる人間はいない」、「傷つけることを恐れるな」等の言葉を聞く度に思い出すのは〜その1〜 - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/06/23
    よく自転車で立ち漕ぎするワタシが華麗にクリリンですよ。よく走るルートに緩やかな坂が多いからで、んなこといちいちムカつかれてもリンダ困っちゃうんですが、とりあえず続編期待。
  • ある種の会話テンプレート封じ - wHite_caKe

    私、昔から何十回と無く繰り返して、嫌になってしまった、ある種の会話パターンがあるのです。 「シロイさんてさー、いかにも料理しなさそうだよねー(ニヤニヤ)。絶対しないでしょう」 「絶対しないってことはないすよ。一人暮らしの人間がまともなもんを安くべたいなら、自炊は良いことですからねい」 「うっそだー。絶対しないよシロイさーん。あのさあ、インスタントラーメンゆでるくらいのことは、料理って言わないんだよ?(またしてもニヤニヤ)」 とのたまう男性が多いのはマジでどうしてなのかしらん? ちなみに女性にこれを言われたことはありません。女性には逆に「料理好きそうだよね」と言われることがあるのですがー。 「いや、インスタントラーメンゆでるときだってありますけど、もうちょい手をかけることもございます」 「ふーん。じゃあさ、最近なんか作った? ナニ作った? 答えられないでしょ! ねえねえ!!」 「昨日の夕

    ある種の会話テンプレート封じ - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/05/20
    「やってと~らい」はいろんな意味でムカつくよね、というお話
  • 消えるひと - wHite_caKe

    「この間、すごく怖いことがあったんだよ」 とセキゼキさん(仮名)が話し始めました。 「新宿で、気配がめちゃめちゃに異常なおばあさんがいてさ、腕には注射の痕がびっしり並んでいて、紫のワンピース着てて……そのひとのすぐ近くを通ったら、そのおばあさんがこっちを見たんだよ! おれの動きを目で追って、腕を掴まれそうになったの!! 怖かったよう」 「うっ。確かにそれは怖い。……でもさあ、なんでそんなひとのすぐ近くを通ったの? 遠巻きにして近寄らないようにするのが一般的なやり方だと思うんだけど。だからこそ、珍しく近くを通った君の動きを、おばあさんは目で追ったわけでしょ」 「何言ってんだよ! おばあさんを見かけたからって、そこで急にコースを変えて、遠回りにするの? そんなこと出来るわけないだろ!」 セキゼキさんが驚いたような顔でそう言い、その瞬間、私はおのれを恥じました。彼の言う通りです。異様な風体のおば

    消えるひと - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/05/04
    ああ、わかるかも
  • 自分がどこから間違ったのかわからない - wHite_caKe

    私が職場で、リーダーのカサキさん(仮名)と、きわめて日常茶飯事的社会の潤滑油的、毒にも薬にもならない無難会話をしようと試みていたときの話です。 何の印象にも残らない薄くて軽くて、おかげで絶対に胸焼けしないあっさり会話を順調に積み重ねることが、社会人として当然のたしなみであろう、と私は信じております。テクニカルに無難会話の数をこなすことで、常識的で穏やかなニッポンのオトナになれるはずだし、なってやるぜ、エイエイオー。 「うー、今日はなんか、寒いっすねえ。こう冷え込むと、温泉行きたい気分になるなあ」 気温や天気の話をするのは、世間話の基中の基ですし、温泉に行きたがっている日人は全体の九割程度いるはずですから、この切り出しはまさにセーフティ。会話が無難で平凡で安全にしか進まないことが約束されているようなものです。私は自分が身に着けた着実なテクニックを、内心で大絶賛しておりました。 「温泉

    自分がどこから間違ったのかわからない - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/04/17
    まず、シロイさんのコミュっぷりがSUGEEEEEE!(※ワタシ基準です) 部屋風呂についての見解にはまるっと同意です
  • 遺伝子の鎖 - wHite_caKe

    先日の「嵐の解禁」話を書きながら、 「そういえば、こういうヤケにハイテンションでアッパー系な物言いをするひと、身近に一人いたよな。ものすごい身近なひとだったよな。誰だっけ?」 と二秒ほど考えて、すぐに思い出したのですが、父です。シロイ・ネコヒコ(仮名)です。 ネコヒコが以前、私の友人のL(仮名)を評した言葉 「Lさんて綺麗だよなー。あのひとと出会った男の八割は彼女に好意を抱いて貰いたいと切望するだろう。そんで残りの二割のうち、半分はゲイで、半分はよほどの変人だ」 ちなみに父ネコヒコは、Lに会ったことは一度しかなく、そのときも私がLと話しているところをちらりと見かけただけで、遭遇時間は一分にも満たない短いものでした。 友人のミリキ(仮名)がシロイ家に遊びに来て、帰った後、ネコヒコがしみじみと語った言葉 「ミリキさんというのは、ものすごく色っぽいひとだな。『悽愴な色気』という言葉が似合うひとと

    遺伝子の鎖 - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/04/05
    愉快でボキャブラリー豊富なお父様、いいなぁ
  • 好きなひとにそんな質問されたいぞ私は - wHite_caKe

    くるさりんど - 「私のどこが好き?」と訊く女はどう答えたら一体満足なのか? 「私のどこが好き?」という質問は禁じ手にして欲しい。 じゃあ「私のどこが好き?」と訊く女はどう答えたら一体満足するのか? えー、これ男女逆にして考えたときに私、自分が好きな男性に、「おれのどこが好き?」とか言われたら、ちょう張り切って答える絶対、すげえうきうきするよもう、だって普段自分が思っていること全部言ったらびっくりされてひかれちゃうだろうなあ、と思いながら控えて控えて生きているわけで、それをこんな風に好きなだけ表現できる機会が与えられたら、それははっきり言って、「嵐の解禁」みたいなもんですぜダンナ。 「目が好きで、鼻が好きで、耳のかたちが好きで、眉間のしわが好きで、においが好きだよ。声が好きで、しゃべり方が好きで、言葉の選び方がとても好き。ぶっきらぼうに言葉を投げつけるときも好きだけど、少し恥ずかしそうに優

    好きなひとにそんな質問されたいぞ私は - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2007/04/03
    不覚にもシロイさんに萌えそうになったジャマイカ!w 素直ですばらしいです
  • wHite_caKe - ヒト付き合いのコツなんてものを熟知しているワケじゃないが、それでも昔よりは判ることが多くなった。ような気がする。かもしれない

    「包丁で刺されそうになったりする話(私がでは無い)」という記事を読んだらなんかもう、すごくいろんなこと考えちゃったのですが、そのとき不意に、以前自分が作成した 「指導者のためのハウツー」 という文書のことを思い出しました。 私は学生時代マジックサークルに所属していまして、引退して卒業した後も、ワケあって延々とサークルに顔を出し続け、大勢の後輩の演技指導(というほどたいそうなものではない)をした人間です。 で、そういうことを続けていると、なんとなくナニカが見えてくるのですよ。 「熱心で真面目で善良なOBがやみくもに後輩の演技指導をすると、たいていの場合嫌われる」 というのは、私が数年間の指導経験もどきを経て、得た実感の一つです。 なんでそういうことが起こるかというと、これは正論ちゃんが疎まれるのと理由は同じで、そういう人間はしばしば押しつけがましいんですよ。だから嫌がられちゃう。 これは非常

    wHite_caKe - ヒト付き合いのコツなんてものを熟知しているワケじゃないが、それでも昔よりは判ることが多くなった。ような気がする。かもしれない
  • もみあげビリジアン - wHite_caKe

    小林亜星先生が以前、このようなことをおっしゃっているのを、テレビでみました。 「いいメロディがね、するっと思い浮かぶときというのは危ないんだよ。実は以前聞いたことがあるメロディを思い出しているだけだったりするんだ。それを気付かないで『おれの作曲した曲だ』なんて発表したらたいへんだから、あんまり簡単に苦もなくメロディが浮かんだ時は、まずそれが当に自分の思いつきなのかどうか、疑ってみることから始めるんだ」 判るなア。こういうことって、確かにあるでしょうね。判ります。 世の中には時々盗作容疑で責め立てられるかたがいますけれども、その中の何割かはこのような、自覚のない盗作なんじゃないでしょうか。誰かに「それパクリじゃん」といわれて初めて気付いて、ものすごく驚いちゃったり焦ったりする姿が、思い浮かぶようです。 かく言う私も、自分がよく使う言い回しや表現が、以前に読んだ小説などの引用であることに気付

    もみあげビリジアン - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2006/12/27
    それだったのかもみあげビリジアン
  • 時折、世界は残酷で - wHite_caKe

    私がまだ、小学生の頃のことでした。 父のもとに、知らない女のひとから、電話がかかってきました。 「私の主人は末期の癌で、もうすぐ死にます」 「主人は、子どもの頃、シロイさん*1に良くして頂いたことを、よく懐かしがっていて」 「死ぬ前に一度、シロイさん*2にお会いしたいと」 父ネコヒコ(仮名)は神妙な顔で電話を切りました。 「お父さん、その友達に会いに行くの?」 「行かないよ。ちょっと遠すぎる」 そう言って父が挙げた地名は、確かに私たちの住まいからひどく遠い場所でした。 「それに……なんというか、それほど親しい友達ではなかったんだ、おれたちは。少なくともおれは、今電話を貰うまで、あいつのことを思い出しもしなかった。そう、思い出しもしなかったんだよ……」 それから父は、ぽつぽつと、思い出話を始めました。 「貧乏なやつだったんだよ。もちろん、おれたちの子どもの頃は日全体が貧乏で*3、全員似たり

    時折、世界は残酷で - wHite_caKe
    tomo-moon
    tomo-moon 2006/12/04
    少なくとも妻がいて、しかも彼女は夫のために知らない人の所まで電話を掛けてお願いをしたのだから、結構いい人生だったんではないでしょうか。