沖縄県議会では、玉城知事を支持する与党が過半数を下回ってから初めての代表質問が始まりました。 普天間基地の移設工事で使う土砂を運ぶダンプカーに警備員などが巻き込まれて死傷した事故をめぐり、県側は、発生前に事業者側からガードレールの設置などを要請されていましたが、応じなかったことを明らかにしました。 県議会では、先月(6月)の県議会議員選挙で玉城知事を支持する与党が過半数を下回ってから初めてとなる各会派の代表質問が10日から始まりました。 「沖縄自民党・無所属の会」の島袋大議員は、先月、名護市で、普天間基地の移設工事で使う土砂を運ぶダンプカーに、警備員の男性と抗議活動中の女性が巻き込まれて死傷した事故について質問しました。 そして、事故の発生前から、事業者側が県の北部土木事務所に対して、歩道にガードレールなどを設置するよう要請していたと指摘した上で県の対応をただしました。 これに対し、前川智