「5000円はホテル側が設定し、価格設定どおりのサービスが提供されています。費用の明細書は、ホテル側から発行はありませんでした」 11月20日、安倍晋三首相(65)は、参院本会議でこう強弁した。「桜を見る会」の “前夜祭” として毎年開かれていた夕食会の費用をめぐって、疑惑の目が注がれている。 【関連記事:安倍晋三首相が居座る元凶「官邸の黒幕」を直撃!】 「ホテルニューオータニで開かれた夕食会には、支持者を中心に850名が参加し、参加費はひとり5000円。同ホテルの宴会場でその人数なら、定価は1万1000円からのはずなのに、『大多数がニューオータニに宿泊したから』という理由で5000円になったというのです。 ですが、あまりに安いとして、ホテルには独占禁止法違反(不当廉売)の疑いすら出てきます」(社会部記者) 神戸学院大学の上脇博之教授は、こう指摘する。 「費用の差額分をホテルが補填したなら