萩生田光一文科相が11月13日、設置認可申請中の「幸福の科学大学」を含め大学・短大15校について、認可の可否の審査を大学設置・学校法人審議会に諮問した。幸福の科学大学が2014年の申請時に不正行為があったため5年間認可しないペナルティが課されていたことも含めて、時事通信や朝日新聞などが報じた。 諮問を受けて、今後は大学設置・学校法人審議会が審議。来年8月末に答申を行い、文科省が可否を判断するというスケジュールだ。 幸福の科学大学の前回の不認可やペナルティの理由、そこに萩生田文科相が関与していた事実については、先日本誌でもリポートした通り(「身の丈」発言だけじゃない。萩生田文科相と認可再申請中の「幸福の科学大学」の危うい関係)。今回は、幸福の科学が目指す教育の実態と、大学を認可することの問題性についてさらに掘り下げたい。これを踏まえることで、萩生田文科相の問題も再認識できるはずだ。 前回申請