万引きの疑いで逮捕された山口市の市議会議員の男から覚醒剤の使用を示す陽性反応が検出されたとして、警察は4日、覚醒剤を使った疑いでこの議員を再逮捕しました。 調べに対し容疑を否認しているということです。 再逮捕されたのは山口市の市議会議員で山口市小郡下郷の澤田正之容疑者(60)です。 警察によりますと、澤田議員は3日、山口市内の釣り具店で浮き1つを万引きしたとして逮捕され、警察が逮捕の直後に尿検査を行ったところ、覚醒剤の使用を示す陽性反応が出たほか、自宅や事務所などの捜索で薬物を使用するためとみられる注射器などが見つかったということです。 このため警察は、先月下旬から3日までの間に少量の覚醒剤を使ったとして4日、覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕しました。 調べに対し「覚醒剤を使った覚えは全くない」と容疑を否認しているということです。 澤田議員は平成7年に当時の小郡町の町議会議員選挙で初当選し、