ジャンル的には「ほのぼの育児系ブログ」を目指しているのだけれども、どうもうまくいかないのは、やはり育児というものは、ほのぼの行うものでなく、ちょっと屍山血河、みたいなかんじだからだろうか。四歳児は今日もげんきいっぱい。 そんな元気な長男に対して、生後数ヶ月の次男というのは、まさに「ほのぼの」という形容が相応しく、はっきり言って超イージー。むろん、妻がよく世話をしてくれている、という紛れもない事実の上になりたっているのであるが、小さなテロリストという二つ名をもつ四歳児に比すれば、赤子も同然。 そんなこんなで、次男が呱々の声をあげてから、約百日という劫を経た。そのために、「お食い初め」という儀式をおこなったのである。場所は、埼玉の飲食業界を牛耳る馬車道グループが展開する「徳樹庵」である。すきとおった冬晴れの気持ちの好い午であった。 お食い初め御膳。たしか三千円くらいだったとおもう。食うものに困