『中日新聞・東京新聞』2/11付け「考える広場 この国のかたち 3人の論者に聞く」における上野千鶴子さんの発言に対して、特定非営利活動法人移住者と連帯する全国ネットワーク・貧困対策プロジェクトから公開質問状を出しました。その後、上野さんから回答をいただきました。まずは、誠実に回答してくださった上野さんに感謝申し上げます。 しかし、上野さんが自らまとめられた回答は、新聞記事よりさらに深く懸念を持たざるを得ないような内容でした。これに対して、質問状を執筆した研究者メンバーで意見をまとめました。すでに岡野八代さんと清水晶子さんから重要な論点が提示されているので、移民に限定して議論します。なお、上野さんから責任ある個人としてのやりとりが望ましいという示唆をいただきましたので、今回は執筆者の連名で公表いたします。 Ⅰ 上野さんの回答へのリプライ まず、上野さんは「みなさま方の理想主義は貴重なものです
前回に続いて、福島第一原発事故による放射能汚染のため、6年間ほぼ無人のまま封印されてきた福島県浪江町を訪問した報告をお届けする。前回の海岸部から反対に、国道6号線から西に曲がって、JR常磐線・浪江駅の駅前にある商店街など町の中心部を目指した(2017年2月3〜5日)。 浪江町は福島第一原発から北に4〜8キロの距離にある。2011年3月11日、原子炉の状態が悪化し、約2万5000人いた町民は地震・津波発生の翌日には強制的に避難せざるをえなくなった。そしてそのまま(『一時帰宅』を除く。一回5時間に制限される)6年間家に帰れなくなった。 政府は「除染が終わり、線量が下がった」として2017年3月31日には居住制限を解除すると宣言している(下の地図の水色A地区、黄色のB地区のみ。強い放射性プルームが流れた山間部C地区は立入禁止が続いている)。町民にすれば、6年ぶりに家や故郷に戻るドアが開くことにな
2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、厚生労働省は、他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙対策の強化に乗り出しています。また、2016年は加熱式たばこが流行りました。そこで、『保険クリニック』は、喫煙者300人と非喫煙者300人にたばこについてアンケート調査を実施いたしました。 ■調査結果概要 ・喫煙場所について : 喫煙者の「増やした方がよい」と、非喫煙者の「なくした方がよい」がほぼ同割合 (Q1) ・飲食店での分煙 : 喫煙者の64.3%、非喫煙者の76.7%が分煙の必要性を感じている (Q2) ・【喫煙者】たばこの種類 : ブームとなっている加熱式たばこは7.3% (Q3) ・【喫煙者】禁煙経験 : 喫煙者の半数は禁煙経験があり、何度も禁煙を試みている人も23.0% 禁煙のきっかけは「健康」「値上げ」、吸う理由は「リラックス」「イライラ解消」 (Q4,5,6) ・【非喫煙者】喫煙
小田和正さんが学生時代の秘話を語る!アエラムック『早稲田理工byAERA 2017』発売小田さんによる「旧帝国ホテル中央玄関」のスケッチや、大学院修了時に手がけた設計図も掲載! 株式会社朝日新聞出版(本社・東京都中央区)は、『早稲田理工byAERA 2017』(定価1,200円)を、2月25日に発売します。早稲田大学の理工系の「今」に迫る、アエラ大学ムックシリーズの最新刊です。巻頭インタビューには、早稲田大学の大学院で建築学を学んだ経歴を持つシンガーソングライター・小田和正さんが登場。「建築への訣別」と題した修士論文発表会で起こった事件など、在学当時の知られざるエピソードや、建築、音楽への思いを存分に語っています。 本書では、最前線の研究内容やその成果、さまざまな分野で活躍するOB・OG、学生のサークル活動、若手研究者の取り組みなどを、写真やグラフィックを使って詳しく紹介しています。 これ
民進党は二十二日、衆院予算委員会の理事会で、大阪府豊中市の国有地が、小学校開設を計画する学校法人「森友(もりとも)学園」に評価額の14%の値段で売却された問題について、法人の籠池泰典理事長の参考人招致を求めた。与党は難色を示した。菅義偉官房長官は記者会見で「法令に基づき適正に処分した」と強調した。 民進党の今井雅人氏は衆院財務金融委員会でも籠池氏の参考人招致を求めた。土中にあったごみの撤去費などを巡り「籠池氏と政府側の話があまりに食い違っている」と指摘した。 菅氏は会見で売却価格に関し「広い範囲で廃材などの埋設物が確認され、通達や基準に基づく撤去費用の算定を踏まえた」と説明した。安倍晋三首相の夫人昭恵さんが名誉校長を務めることには「首相は、学校の設置認可や国有地払い下げに一切関与していないと明言している」と述べるにとどまった。
熊本地震の後に熊本県阿蘇市にある内牧(うちのまき)温泉で湯が止まるなどの異変が起きたのは、深さ50メートル付近で地層が水平にずれたのが原因だとする研究成果を九州大のチームがまとめた。未知の活断層が動いたためではなく、地下の泉源には問題がないという。英科学誌サイエンティフィックリポーツ電子版に論文を発表した。 内牧温泉は夏目漱石の小説「二百十日」ゆかりの温泉。16軒あった温泉宿のほとんどで湯が出なくなるなどの被害があった。九大の辻健(つじたけし)准教授(地球物理学)らは地球観測衛星だいち2号の画像を分析。温泉を含む直径約2キロの円状の地表面が、地震後に北西へ約1・5メートル移動したことが分かった。 さらに、阿蘇温泉観光旅館協同組合などの協力で、地震後に湯が出なくなった温泉井戸のうち5地点にカメラを入れて調べたところ、いずれも深さ約50メートルで壊れたり曲がったりしていた。このことから、深さ5
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