新元号「令和」が4月1日に発表された。 菅官房長官の発表と安倍首相の談話が中継された11~13時の2時間、NHKから民放キー局の合計6チャンネルは、特番などで歴史的瞬間を放送した。 世帯視聴率ではNHKが断トツだったが、視聴者層を見ると歪な偏りが気になる。 “あまねく”を前提にした公共放送は、社会が共有すべき基本的な情報を広く国民に伝える義務がある。ところが重大関心事を扱った今回の特番では、一定の年齢以下でも日本テレビはしっかり見られているのに、NHKはあまり見られなかった。 視聴者層の極端な構成はなぜ生じたのかを考えてみた。 公共放送の役目ビデオリサーチによる関東900世帯の調査では、午前11時から57分までのNHKの特別番組は、平均視聴率が19.3%と、通常の何倍もの数字となった。上田会長は「公共放送としての役目をしっかり果たせたのではないか」と、定例会見の席上で自画自賛した。 ただし
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