ホープチャペル(千葉県山武市)で「ものまね」を披露する鎮目政宏(しずめ・まさひろ)さん。同教会の牧師でもある。 牧師でありながら、ものまね番組にも数多く出演し、小田和正のトリビュートバンド(JUNK−TION)で活動する鎮目政宏(しずめ・まさひろ)さん(56)。単立ホープチャペル(千葉県山武市)の牧師として約10年前に就任し、現在もなお航空業界で働きながら、日曜日は礼拝説教を語っている。「2足どころか3足のわらじを履いている感じですね」と言って笑う。 同教会は小さな群れながら、実に多彩なたまものを持ち合わせた人々の集まりだ。ログハウス風の会堂の中にはいつもさまざまな楽器が置かれ、音響にもこだわっている。 鎮目さんは、幼い頃から歌が大好きだった。両親の影響もあり、流行歌などもすぐに覚え、人前で歌うこともあったという。中学時代、カーペンターズの楽曲に大きな衝撃を受け、英語の歌に興味を持つように