ストッキングなど下着メーカーのアツギ(株)(TSR企業コード:350005117、海老名市、東証1部)は1月20日、国内生産子会社の生産業務を終了すると発表した。希望退職募集など合理化を進めていたが、新型コロナの影響で需要が減少。生産体制を見直し、2つある中国の工場に国内生産業務を移管する。 アツギは、2019年3月期以降、最終赤字が続き、構造改革を進めている。生産を終了するのは、青森県むつ市のむつ事業所、盛岡市の盛岡工場の2拠点で生産しているアツギ東北(株)(TSR企業コード:351022864)。生産終了は2022年5月31日を予定している。 アツギ東北の従業員数は約610名。大半はパート従業員で、今後については労働組合との協議を経て決定するという。
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