東京都は小学校から高校まで一貫して学ぶ都立学校を4年後の平成29年4月を目標に開校する方針を固め、教育課程を従来の小学校6年、中学校3年、高校3年の「6・3・3制」からそれぞれを4年とする「4・4・4制」に変えて理数系の教育に力を入れた人材の育成を目指していくことになりました。 都立の小学校から高校までの一貫校は、東京都の猪瀬知事が当選直後の去年12月に構想を明らかにして以降、東京都教育委員会が有識者らによる検討会を作って基本構想などを話し合ってきたもので、このほど中間報告がまとまりました。 それによりますと、新しい一貫校は、世界を舞台に活躍できる人材を育成することを目指し、特に理数系の教育に力を入れるとしています。 また、教育課程を従来の小学校6年、中学校3年、高校3年の「6・3・3制」ではなく、それぞれを4年とする「4・4・4制」としている点が特徴です。 ▽小学1年から4年までを「基礎