ブックマーク / number.bunshun.jp (227)

  • 女子選手が必ず直面する思春期問題。伊藤華英が語る生理と競技の関係。(伊藤華英)

    近年女性アスリートの活躍が目立つ。 思い出してみるだけで、沢山のアスリートの名前や顔が浮かぶだろう。 スポーツの起源を辿ると、女人禁制だった古代オリンピックに対し、近代オリンピックでは第2回大会から女性の参加が認められ、近年の参加者は男女半々になっている。 さらに最近は、女性アスリートは新たな地位も確立してきている。「美人アスリート」としてスポーツのアイコンになったり、バラエティ番組で存在感を発揮するなど、親しみやすく、爽やかな印象と華やかな功績でスポーツ界を盛り上げる、まさに強さと美しさを兼ね備えた存在だ。 このように活躍する選手たちの多くは、10代の頃から芽が出て20代後半から30代で引退する瞬間まで、トップを走り続ける。開幕した世界水泳でも世界中から若い才能が集まっているが、特に水泳でオリンピックを目指すような選手は、幼少期から競技を始め、10代の頃から世界のトップで戦う選手がほとん

    女子選手が必ず直面する思春期問題。伊藤華英が語る生理と競技の関係。(伊藤華英)
  • 「1回目」のハードルが凄まじく低い。eスポーツはITとスポーツの申し子だ。(八木葱)

    オランダのエールディビジでは、全クラブがeスポーツのプロと契約してリーグ戦をする、という計画も進んでいるという。 あるスポーツがメジャーになる条件の1つに、自分ではプレーしない、経験のない人が観戦するようになる、というのがあると思う。 最近だとテニスやラグビーがまさにそうだし、遡れば1993年のJリーグも同じことが起こったのだろう。 では、日で次にその「プレーヤーの壁」を超えてブレイクスルーを果たす競技ジャンルは何か。 新たにオリンピックに加わった競技などに加えて、その可能性が高いものの1つにeスポーツがあると思う。 その予想を裏付けるような体験が、先日開催された「日eスポーツ選手権」であったので紹介したい。 「日eスポーツ選手権」は、『OVERWATCH』、『Counter-Strike』、『DEAD OR ALIVE5』、『GUILTY GEAR Xrd』、『FIFA17』という

    「1回目」のハードルが凄まじく低い。eスポーツはITとスポーツの申し子だ。(八木葱)
  • 県立高校に140km投手が5人も!?三重でも感じた「複数投手制」の波。(小関順二)

    大阪桐蔭も、複数の投手を擁して甲子園を目指している。徳山壮磨というエースがいても、2人目以降を育てる努力は怠らない。 高校野球の三重県大会2回戦、菰野高対高田高を見ていたときのこと、菰野高の先発投手が「151キロ右腕」と評判の岡林飛翔ではなかったので、隣り合わせた知り合いのスカウト氏に「今日は投げないんですかねえ」と聞くと、「140キロ台が5人いるらしいから投げないかもしれませんね」と言う。 5人の140キロ台を私は確認していないが、1回戦では岡林飛翔(3年)、田中法彦(2年)、岡林勇希(1年)、河内頼(2年)、村上健真(3年)が継投策でマウンドに上り、英心高を5回コールドの29-0で退けている。被安打はゼロで奪三振は15。つまり、アウトはすべて三振という完璧な内容だった。 このパーフェクトリレーに惹かれて滞在していた大阪から三重までやって来たのだが、高田高戦で岡林飛翔はレフトの守備に就い

    県立高校に140km投手が5人も!?三重でも感じた「複数投手制」の波。(小関順二)
  • ドルトムントCEOが語った経営と愛。「日本人はそう思わないんですか?」(山口裕平)

    クラブのポロシャツで登場したヴァツケCEO。経営者というよりも、サッカーとドルトムントを愛する人という印象が強烈だった。 浦和レッズのホーム、埼玉スタジアム2002があれほど赤以外の色で染まるのは、代表戦を除けばあまり見られない光景だった。 香川真司が所属することで知られるドルトムントは、世界で最も観客数が多いサッカークラブであり、そして実は2000年代半ばには破綻の危機に瀕していたクラブでもある。 そのドルトムントを率いるハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは、経済的V字回復を果たした敏腕経営者である。しかし同時に、それ以上にサッカーを愛するごく普通のいちサッカー好きの側面も持ち合わせていることが、話を聞くうちにわかってきた。 ヴァツケCEOサッカーのどこに惚れこみ、そしてどのようにドルトムントを現在の地位まで導いたのか。 ――ドルトムントのファンは今や世界中にいます。先日も年間チケット保

    ドルトムントCEOが語った経営と愛。「日本人はそう思わないんですか?」(山口裕平)
  • 華がなく、社会人は10社以上落ち。DeNA・宮崎敏郎が超無名だった頃。(安倍昌彦)

    6月13日。 DeNA・宮崎敏郎三塁手が、音もなくセ・リーグの首位打者にランクされた時、私の中で、ある感慨が胸を満たした。 世の中、地道にコツコツ頑張るヤツが、結局最後は勝つのかねぇ……。 華やかな世界といわれるプロ野球の中で、この男ほど地味で、土のグラウンドが似合う選手もいないのではないか。 グラウンドに出て来た時は洗剤の匂いがするようなユニフォームを着ていても、帰っていく時は泥だらけ。 この選手には、そんな記憶しかない。 社会人野球・セガサミーの頃。 ほかの選手を取材に伺った練習グラウンドで、みんなが全体練習を終えて、誰もいなくなったグラウンドで、いつまでもバッティング練習をやめようとしなかった汚れた“ヒゲだるま”のような姿。 「おーい、閉めるぞー」と誰かが呼んでも、聞こえているのか、いないのか、マシンと“2人の世界”でひたすらバットを振っていた。 何かが壊れた感じが頼もしかった。 野

    華がなく、社会人は10社以上落ち。DeNA・宮崎敏郎が超無名だった頃。(安倍昌彦)
  • AFCが済州に下した処分を検証する。日韓サッカー騒動史に新たな視点を。(吉崎エイジーニョ)

    6月9日、韓国の『スポーツソウル』紙が第一報を報じた。5月31日のアジアチャンピオンズリーグラウンド16第2レグ、浦和レッズvs.済州ユナイテッド戦での暴行の処分だ。 ・試合中、警告累積でレッドカードを受けたチョ・ヨンヒョンに6カ月の出場資格停止。制裁金2万ドル。 ・試合終了直前に阿部勇樹に暴行したぺク・ドンギュに3カ月の出場資格停止、制裁金1万5000ドル。 ・試合後、槙野智章を追いかけたクォン・ハンジンに2試合の出場資格停止と制裁金1000ドル。 ・済州のクラブ側に制裁金4万ドル。浦和にも制裁金2万ドル。 これまで大きくは議論されてこなかったチョ・ヨンヒョンへの処罰とその重さは意外なものだった。アジアサッカー連盟(AFC)は後半36分にチョがファウルで退場し、なおかつ試合後の乱闘にまで参加したことに対して重い罰を課したとみられる。第一報が載った『スポーツソウル』は「済州は異議申し立てを

    AFCが済州に下した処分を検証する。日韓サッカー騒動史に新たな視点を。(吉崎エイジーニョ)
  • 高校野球部はガチすぎて入りづらい。甲子園を目指さない選択肢が必要だ。(安倍昌彦)

    人生のある時期、懸命に1つのことをする価値は確かにある。しかし、それが強迫観念になっては失うものも多い。 センバツが幕を閉じたのと呼応するように全国で大学野球のリーグ戦が幕を開け、同様に、社会人野球も各地で地方大会が始まって、格的に「アマチュア野球」の季節がやって来た。 今年もまた、野球を追いかけていく1年が、あっという間に過ぎていくことだろう。 センバツは、近年にないダイナミックな内容の大会になった。 春の高校野球らしい未熟さやひよわさに、ほとんど出会わなかったように思う。逆に、見ているこちらのほうが圧倒されるようなパワーとスピードは、何か、半分“大人の野球”を見ているような錯覚さえおぼえるほどだった。 予想はしていた。 今年の高校野球は「スラッガーの年」だ。反面、投手に昨年ほどの剛腕、快腕が少ない。 打ち合いになるぞ……そんな予感を大会前からいろいろな場で伝えてきた。 参加32校のう

    高校野球部はガチすぎて入りづらい。甲子園を目指さない選択肢が必要だ。(安倍昌彦)
  • 世界がやっと菊池涼介に気がついた。データで見るNPB史上最高の守備能力。(広尾晃)

    菊池涼介と坂勇人が披露したグラブトスは、確実に大会のハイライトになるシーンだったが、彼はシーズン中これぐらいのことを何度もやる男である。 世界が菊池涼介に注目し始めた。 WBC2017は、日の快進撃に沸いている。アメリカでも大きく取り上げられるようになった。様々な選手が報道されているが、とりわけ菊池涼介の守備に大いに注目しているようだ。 センター前に抜けようという打球に飛びつき、たびたびピンチを防いできた。アメージング! と言う声も上がっている。 私は「ふふん、今頃気が付いたか」と思った。日ごろから数字をいろいろと調べていて、菊池涼介が「異次元の二塁手だ」ということを知っていたからだ。 守備成績の項目に「補殺(Assist)」というものがある。打球を捕り、塁に送球をするなどして、打者、走者をアウトにするプレー。二塁手の場合、ほとんどがゴロだ。 2016年、2位に50近い大差をつけて捕殺

    世界がやっと菊池涼介に気がついた。データで見るNPB史上最高の守備能力。(広尾晃)
  • 「情熱は衰えた」ある有名作家の告白。高齢化、中毒化するプレミアリーグ。

    1月31日発売の『フランス・フットボール』誌は、プレミアリーグの停滞を巻末で特集している。 清潔だが無味乾燥なスタジアム、そのスタンドを埋め尽くす海外からの観光客たち、法外な値段のチケット、減少する観客数……。圧倒的な資力に基づく経済的な繁栄とは裏腹に、プレミアはその内側から蝕まれようとしている。今こそイングランドの伝統を見直し、原点に回帰しながら未来を模索すべきではないのか。その問題意識のもとに、プレミアリーグの現状を分析している。 特集の最後を飾るのが、フィリップ・オクレール記者による小説家ニック・ホーンビーのインタビューである。 『ぼくのプレミア・ライフ』の著者として日で知られるホーンビーは、1957年生まれの59歳。英国を代表する作家であり、またアーセナルの熱烈なサポーターである彼の言葉は、決して「昔は良かった」という類の旧い世代のたわごとではない。 プレミア以降(ヨーロッパで

    「情熱は衰えた」ある有名作家の告白。高齢化、中毒化するプレミアリーグ。
  • 4分の3が私立高になったセンバツ。公立びいき、片側応援も程ほどに。(安倍昌彦)

    春のセンバツの出場校が決まり、プロ野球の春季キャンプも始まって、野球の世界に春がやって来た。 今年のセンバツにやって来る顔ぶれを眺めながら、有名な学校が多いなぁ……と思ったのがきっかけで、珍しくちょっとした“調べもの”をやってみた。 有名な学校が多いという第一印象のあとに来たのが、「私学ばっかりだなぁ」という事実だ。 数えてみたら、21世紀枠も含めて出場32校のうち24校、4分の3が“私学”だった。 へえ~っと思いながら、そういえば、去年の夏の甲子園でも同じようなことを感じたなぁと思って、今度はそっちのほうを調べてみたら、出場49校中39校が私学、センバツ以上のおよそ80%が私学だったことがわかった。 ならば、いつ頃からこうした「私学大会化」が始まったのか……以前は、もっと公立校がたくさん出ていて強かったように思う。 ここ60年で、公立と私学の割合はきれいに逆転した。 そこで、春・夏の甲子

    4分の3が私立高になったセンバツ。公立びいき、片側応援も程ほどに。(安倍昌彦)
  • 「人と比較せず自分の中で少し頑張る」イチローが野球少年に送った人生訓。(笹田幸嗣)

    「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」での閉会式にて。参加した少年野球選手たちの中から、きっと“未来のイチロー”も生まれるはず。 イチロー自らが大会長を務める「イチロー杯争奪学童軟式野球」は、2016年末に21回目の大会を迎えた。 未来の野球界を背負う学童たちに、勝つことの喜び、負けることの悔しさ、また、野球というスポーツが持つ様々な要素を体験してもらい、そこから多くを学んで欲しい――。 大会長にはそんな強い思いがある。 だからこそ、閉会式には自らが毎年足を運び、学童の目線に立ちメッセージを贈る。メジャーの世界でも最高峰の立場に上り詰めた実体験から発せられる言葉の重みと説得力は、まごうことなき金言である。 イチローは人の2倍も3倍も努力したわけではない!? 2016年12月23日。 愛知県西春日井郡豊山町で行われた閉会式には、同大会からプロ野球選手となったDeNAの関根大気外野手(21歳)も駆

    「人と比較せず自分の中で少し頑張る」イチローが野球少年に送った人生訓。(笹田幸嗣)
  • <ベイスターズ元社長の独り言>「スポーツビジネスの真髄」 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

    初のクライマックスシリーズ。5年目で乗り 越えた壁の先には情念と情念の戦いがあった。 そして敗退の翌日、社長退任が発表された――。 10月15日、ベイスターズはCSファイナルステージでの敗退が決まった。翌16日朝、僕は株式会社横浜DeNAベイスターズの代表取締役社長を退任することを発表した。なぜそういう決断にいたったのかは、短いものだが文章を すでに公表している ので、そちらにも目を通していただければと思う。 今季すべての公式戦が終了しだい退任することは、1月31日の時点で決まっていた。横浜スタジアムの買収が実現したことが一つの区切りだった。春季キャンプインの直前、選手やチームスタッフ全員の前で話をした時、もちろん退任するとは言えなかったが、「みんな覚悟をもって戦ってほしい。僕も覚悟はしている」と思いを込めた。 選手やコーチたちはみごとに期待に応えてくれた。アレックス・ラミレス監督は、

    <ベイスターズ元社長の独り言>「スポーツビジネスの真髄」 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
  • 暗黒時代の終焉と、三浦大輔引退と。DeNAとファンが諦めと決別するまで。(村瀬秀信)

    この期に及んでも気が乗らない。どうせ感傷的な記事になることはわかりきっているからだ。 この「野次馬ライトスタンド」も、更新しないまま半年以上の月日が流れた。今シーズン、インタビュー以外のベイスターズに関する記事を書けなくなったからだ。 自分は嫌なファンだと自覚している。コラムでは、期待されるような原稿は書けない。この半年、編集部から何度も案を貰っても、書いてみては消す。その繰り返し。散々待たせて結局放り出した挙句、この原稿も1週間以上待ってもらっている。当にごめんなさい。 そして、横浜DeNAベイスターズがクライマックスシリーズ初出場を決めた。 2007年にセ・リーグにクライマックスシリーズが導入されて以降10年。12球団で唯一出場のなかったチームが、お題目のように唱えていた「CS」にようやくたどり着くことができた。 「あとは勝つだけですよ」と何度耳にしたことか。 当に長かった。 勝率

    暗黒時代の終焉と、三浦大輔引退と。DeNAとファンが諦めと決別するまで。(村瀬秀信)
  • イチローがメジャー上陸した2001年。ジーターやA・ロッドがその衝撃を語る。(ナガオ勝司)

    2001年のイチローは、リーグ最多安打、最多盗塁、首位打者を獲得し、文句なしの新人王。伝説はここから始まった。 ルー・ピネラ元マリナーズ監督が7月、「イチローの通算3000安打について」の電話会見を開いた。1990年にワールドシリーズ優勝を果たしたのがレッズ時代であり、現在も編成部門の顧問を務めているため、かつてピネラが指揮を取ったマリナーズやカブスなどの球団ではなく、レッズの広報が音頭を取ってのものだった。 最初の質問はやはり、イチローがデビューして新人王と最優秀選手賞を獲得し、マリナーズがア・リーグ西地区を史上最多タイの年間116勝で制した2001年のことである。 「日にいた頃にマリナーズのキャンプに招待し、2000年のオフに契約するチャンスが生まれたわけだが、それはマリナーズにとって、とても素晴らしい契約となった」 いろいろと思い出す。イチローがメジャー挑戦を開始した2001年、筆

    イチローがメジャー上陸した2001年。ジーターやA・ロッドがその衝撃を語る。(ナガオ勝司)
    toraba
    toraba 2016/07/30
    「内野安打が怖いからと言って、あまり前に出て守ることは出来ない。彼は三遊間や二遊間深くに打球を打ち込む技術を持っている。そんな場所に打球が飛んだら、前進守備じゃ対処できない」
  • 複数投手制は高校野球を変えるか?過密日程にも、飼い殺し対策にも!(小関順二)

    第98回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園大会)出場をかけた都道府県大会が既に沖縄県でスタートし、私が住んでいる関東地区では西東京大会が7月2日、東東京大会が7月3日からスタート、雨天順延がなければ26日間にわたって熱戦が繰り広げられる。 毎年楽しみなのは1、2回戦で予想しなかった好カードが組まれること。昨年は大阪大会初戦(2回戦)で優勝候補の大阪桐蔭と履正社が激突し、会場となった舞洲ベースボールスタジアムには収容人員1万人を遥かに超える高校野球ファンが押し寄せ、スタジアムの周囲が人で溢れ返るという異常事態が発生した。 帰りのタクシー乗り場もバス乗り場も長蛇の列で、私は覚悟を決めてJRゆめ咲線の桜島駅まで歩いて帰り、東京行き新幹線の最終に辛うじて間に合った。 今年の神奈川大会では、1回戦で横浜商大高対横浜創学館という好カードが組まれている。隣のブロックではこれも強豪の湘南学院が2回戦で桐光

    複数投手制は高校野球を変えるか?過密日程にも、飼い殺し対策にも!(小関順二)
  • ベイスターズ今永昇太のコメント力。新人離れした理知と投球の源は?(日比野恭三)

    DeNAのドラフト1位ルーキー、今永昇太がにわかに注目を集めている。 開幕から先発ローテーションを守り、防御率や奪三振数のランキングで上位に入る実力もさることながら、新人とは思えない冷静かつ理知的な発言が話題となっている。 開幕前から、彼のコメント力には舌を巻いてきた。例えば3月9日、鎌ケ谷で行われた日ハムとのオープン戦が印象深い。 空気は冷え込み、さらに雨も強まるという最悪のコンディションで始まったゲーム。ぬかるむマウンドに立った今永は、走者を背負う苦しい投球を強いられた。結局、3回途中で降雨ノーゲームとなった試合後、記者に囲まれた22歳はこう自らのマウンドを振り返った。 絶妙なバランス感覚を備えたコメント。 「今日、気をつけたいなと思ったのは、マウンドでの振る舞いというか。自分の足元を気にしたり、雨のせいで制球が定まらないっていうしぐさを見せたり、そういうことをしていると絶対にチーム

    ベイスターズ今永昇太のコメント力。新人離れした理知と投球の源は?(日比野恭三)
  • <ベイスターズ社長の独り言>第8回「“本物”を学ぶ球場視察」(1/2) [Real Story of 球団経営] - Number Web - ナンバー

    視察で訪れたマーリンズ・パーク。天然芝の導入には困難も伴うが、実現すれば、見た目の美しさだけでなく選手への負担減も期待できる。 photograph by YDB 7月中旬、今年も1週間の強行軍でMLBの球場を視察してきました。今回の6球場を含め、4年間で65を超える国内外のスタジアムを見てきました。「球場づくり」は球団経営の屋台骨です。ハード面で魅力ある球場をいかに「造り」、その上にソフトやストーリーを付加して、ファンとその街の方々に愛される唯一無二の球場を「創り上げる」ことができるかは、球団経営において、人任せにできない極めて重要な仕事だと考えています。 今回の視察で私たちが学びたかったポイントは2つです。1つは開閉式ドーム球場の実態について精通することです。 MLBにおける開閉式ドームの運営実態を探る。 横浜スタジアムは星空の下で野球観戦ができ、浜風を感じながらのビールが最高にうまい

    <ベイスターズ社長の独り言>第8回「“本物”を学ぶ球場視察」(1/2) [Real Story of 球団経営] - Number Web - ナンバー
  • オシムがFIFAゲート問題を語る。「ブラッターを正当に評価すべきだ」(イビチャ・オシム)

    日本代表監督のカリスマがサッカーの現在を深く洞察する メルマガ「イビチャ・オシムの『オシム問答』」。 最新号の中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします! ▼Lesson.107 目次 【1】〈今週の「オシム問答」〉 「揺れているFIFAが、この世界をどう再構築していくのか」 【2】〈オシムとの対話〉 「アイディアを実現し、世界を良くする力がサッカーにはある」 【3】 〈ザビエ・バレが語るフランスのテレビ放映権事情 最終回〉 「移籍ビジネス、観客動員……リーグ全体が抱えるジレンマとは」 【4】 〈オシムの教え〉 「チャンスを見つけ、逃さずに掴みきる。なでしこは見逃さない」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】〈オシムとの対話〉 「バルセロナはどこかひとつだけ新しく変え、対応を難しくさせる」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    オシムがFIFAゲート問題を語る。「ブラッターを正当に評価すべきだ」(イビチャ・オシム)
    toraba
    toraba 2015/07/02
    サッカー帝国主義
  • 日本のeスポーツ最先端『LJL』とは?ゲームが仕事に、そして文化になる。(八木葱)

    で急速に成長するeスポーツ。 Number Webは、この新しい競技、文化を追う全6回の短期集中連載を企画しました。 第1回は、日のeスポーツシーンを牽引する「League of Legends Japan League」の成り立ちと急成長の裏側に迫ります。 煌びやかな照明と音響、巨大なスタジアムを埋める数万人の観客。彼らの視線の先にあるのは――ゲーム!? そんな導入で始まるテレビ番組や、ニュース記事を目にしたことがある人も多いのではないだろうか。そう、ビデオゲームを競技としてプレーし、それを競技として観戦する「eスポーツ」は、日の“スポーツ界”で今もっとも急速に成長している分野の1つなのだ。 『ストリートファイター』、『大乱闘スマッシュブラザーズ』など日で有名なシリーズにも世界大会が存在するが、中でも最大のプレーヤー人口と最大級の賞金額を誇るのがPCゲーム『League of

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  • 「『流行っている感』が流行を生む」新日本プロレスを甦らせた“門外漢”。(Number編集部)

    DAIGOをイメージキャラクターに起用し、発売後僅か1年半で6億枚を売ったトレーディングカードゲーム『カードファイト!! ヴァンガード』。 ゲーム、アニメ、漫画など様々な媒体でコンテンツを展開し、子供はもちろんのこと、大きなお友達までをも魅了する『探偵オペラ ミルキィホームズ』。 テレビCMなどで誰もがその名前を一度は目にしたことがあるだろう。この2つの大ヒット作を生み出したのがブシロードである。その東京都中野区にある社の2階で、Number876号掲載の木谷高明社長のインタビューは行なわれた。 どん底状態の新日プロレスを復活させた立役者。 木谷氏は1994年に山一證券を退職後、アニメ、ゲームなどキャラクタービジネスを手掛けるブロッコリーを設立、2001年にはJASDAQ上場を果たした。だがその後、経営が悪化し、2007年に取締役会長を辞任。同年、ブシロードを設立した、エンターテインメ

    「『流行っている感』が流行を生む」新日本プロレスを甦らせた“門外漢”。(Number編集部)