ブックマーク / flipoutcircuits.blogspot.com (3)

  • クルーグマン@『週刊現代』

    おじさん週刊誌の『週刊現代』に,クルーグマンのインタビュー記事が掲載された(2014年9月13日号, pp.42-45).インタビュアーは大野和基氏.『そして日経済が世界の希望になる』でもインタビューと翻訳をやっていた人だ.有料だけど,ウェブ版もある.(追記:その後,「現代ビジネス」にも無料で読めるバージョンが掲載されている.) インタビュー内容を4つの論点にわけてツイッターでつぶやいたことを,こっちにも載せておく. 論点 (1) 消費増税:これについては完全に失敗,「自己破壊的な政策」と語ってる.対策は,「増税した消費税を一時的にカットすることです.つまり,安倍総理が増税したことは気の迷いだったと一笑に付して,元の税率に戻せばいいだけです」(p.43) いちおう補足しておくと,安倍政権が消費増増税を検討していた頃から,クルーグマンは消費税増税をやめておくべきと言っていた.引用しよう:

    クルーグマン@『週刊現代』
  • メモ:クルーグマンの発言として出典不明のデタラメを広める岩上安身氏

    「ジャーナリスト」を称する岩上安身(いわかみ・やすみ)氏を主な発信源として,ポール・クルーグマンが次のように言ったという話が,ごく一部で広められている: 2008年のリーマンショック以後、ノーベル経済学賞のポール・クルーグマンが言った言葉が忘れられない。 「この大不況を乗り切るためには惑星一個分の新たな輸出市場か、第三次世界大戦が必要だ」。 とくにこのツイートでは,クルーグマンの発言とされるものと「収奪」を結びつけている点に注意したい. さて,クルーグマンがこうした発言をしたとは,まず考えられない.理由は次のとおり: 上記の岩上氏も含めて,この話の出典がない. クルーグマンが惑星間貿易や世界大戦に言及した例はあるが,それはまったく別の文脈のことであり,「大不況を乗り切るため」にそれらが当に必要だと主張してはいない. このエントリでは,上記2点を順に取り上げて,最後に,岩上氏の発言のどこが

    メモ:クルーグマンの発言として出典不明のデタラメを広める岩上安身氏
    toraba
    toraba 2014/08/25
    「要点は,世界中の国がそろって経常黒字になれるわけないでしょ,という点」グローバル・インバランス
  • クルーグマン『そして日本経済が世界の希望になる』(PHP新書,2013年)

    出たので読んだ:クルーグマン『そして日経済が世界の希望になる』(PHP新書,2013年).「アベノミクスの金融政策・財政政策は正しい,いいぞもっとやれ」という話を中心に,日の各種制度についての提言や,今後の世界経済の展望なども語った一冊.日オリジナル版. [1] のなりたち:訳者でもある大野氏によるロングインタビューとメールでの質疑応答をもとに,語りおろしによる全5章の論述に構成されている. [2] 骨子はきわめて明快だ――安倍政権が掲げる経済政策のうち,(1) そもそもクルーグマン自身が推奨していたインフレ目標政策は有効だしできればインフレ率4%くらいが望ましい;(2) 財政政策は「その積極的な拡大を行う必要がある」(p.39);しかし (3) 構造改革は重要でない:「為政者は誰もが構造改革を約束するが,そうした態度自体を私は疑っている」(p.48).(それぞれの論拠と,よくある

    toraba
    toraba 2013/09/15
    長年、需要不足で苦しんでる日本で財政政策を否定するのはマネタリストかリバタリアンくらいのもんだろうw
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