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  • 実質実効為替レートは高いほうがよいのか? - 朴勝俊 Park SeungJoonのブログ

    2022年1月26日 朴勝俊著 ■ はじめに 日経済新聞(日経)が、「円の実力低下、50年前並み、弱る購買力、輸入に逆風 消費者、負担感増す」というタイトルの記事を出しました(2022年1月21日)。記事は冒頭部分で以下のように述べています。 円の総合的な実力が50年ぶりの低水準に迫ってきた。国際決済銀行(BIS)が20日発表した2021年12月の実質実効為替レート(10年=100)は68.07と1972年の水準に近づいた。日銀は円安は経済成長率を押し上げると主張するが、同レートの低下は物価低迷と名目上の円安が相まって円の対外的な購買力が下がっていることを示す。消費者の負担感も増すことになる。 興味深いのは、日経が実質実効為替レートの定価について、「円の対外的な購買力が下がっている」と否定的な評価を下しているのに対して、日銀は「経済成長率を押し上げる」と肯定的にとらえていることです。どち

    実質実効為替レートは高いほうがよいのか? - 朴勝俊 Park SeungJoonのブログ
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    toraba 2022/02/19
  • 【動画】戦後の経済成長を支えた財政投融資 - 朴勝俊 Park SeungJoonのブログ

    www.youtube.com 戦後の経済成長を支えた財政投融資に注目する動画を作りました。戦後日の財政はながらく健全財政(一般会計の国債発行ゼロ)だったのに、どうやって戦後の産業復興やインフラ建設などの資金を、政府がまかなうことができたのでしょうか? 広い意味での政府が、いっさいの負債(貨幣発行や借り入れ)によらずに資金をまかなったと考えるのは間違いです。 終戦直後のインフレ期には、復興金融公庫の資金調達のための債券(復金債)は、大部分が日銀によって引き受けられていました。そして、財政投融資の制度が確立してくると、その財源の多くは、経済成長の成果を人々が郵便貯金などの形で蓄え、その巨額の資金を政府が運用していたのです。 さいごに、石橋湛山蔵相が、戦後インフレまっただ中の1946年4月に、次のような素晴らしい演説をしていたことを、紹介しておきます。 「インフレは、通貨収縮、すなわちデフレ

    【動画】戦後の経済成長を支えた財政投融資 - 朴勝俊 Park SeungJoonのブログ
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    toraba 2021/04/15
    『年金は第2次橋本内閣にて財投への預託義務廃止が打ち出された。2001年「資金運用部資金法等の一部を改正する法律」により、資金運用部は廃止され、郵便貯金や簡易保険、公的年金積立金の財投への預託義務も廃止』
  • 「構造改革」で労働生産性を向上させることは本当に、「給料安すぎ問題」の解決策なのか? - 朴勝俊 Park SeungJoonのブログ

    toyokeizai.net 2020/09/11 追記:関連動画とスライドはこちら(説明の図式は若干異なります) parkseungjoon.hatenadiary.com <はじめに> 経営アナリストのデービッド・アトキンソン氏が「MMTでは解決しない「日人の給料安すぎ問題」 労働生産性向上のため「産業構造」を転換せよ」という論考を発表された(東洋経済Online,2020/7/9)。この論考はあるツイートの引用からはじまる。「アトキンソン氏のお話は先日ある学界で聞いたが、端的に言ってマクロ経済の理解を誤っている。GDP=人数×生産性なる数式を出して、小企業を淘汰して生産性を上げれば日は成長するという。逆です。生産性=GDP÷人数だから、積極財政で成長させることが第一です」というツイートであり、この論考はこれに対する「反論」なのである。 実は、このツイートは他ならぬ、わたくし朴勝俊

    「構造改革」で労働生産性を向上させることは本当に、「給料安すぎ問題」の解決策なのか? - 朴勝俊 Park SeungJoonのブログ
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    toraba 2020/07/16
    中野剛志「もし非効率な企業が多数温存されていて、産業構造全体が非効率なのであれば、その国の経済は供給能力が不足するから、本来ならばインフレになっているはずだ。」https://diamond.jp/articles/-/236535
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