同僚に聞いた話。<てんかん精神病の女性で両親死後の単身生活で服薬が不規則になり、自宅で発作を頻回に起こすようになり、発作後のもうろう状態が長引き、脱水や低栄養状態で救急搬送されることが繰りかえされるようになり、前回入院時は遠くに住む兄が保護者となって医療保護となり、服薬習慣を取り戻す為に長期入院となっていた。同僚は単身生活はムリではないかと本人を説得中であったのだが、本人はあくまで単身生活継続を希望していた。そこで現れたここらでは評判(患者さんたちの相談に親身に乗ってくれる)の人権派弁護士A君が登場し、兄に代わって本人の後見人となってしまい、本人の希望通りに退院させてしまった。で、退院後3か月して本人は行方不明となり、その半年後自宅で死んでいるのが発見された。A君は反省していると思いきやさにあらずで、ある所で、「医療保護制度は必要ない」、「弁護士は本人の希望を尊重するのが仕事」、「再入院を
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