音楽朗読劇『黑世界 ~リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察につ いて~』の【雨下の章】が 9月20日(日)に、【日和の章】が9月21日(月・祝)に東京・サンシャイン劇場にて開幕した。 本作は、劇作家・末満健一がライフワークに掲げ、2009年から展開する「TRUMP シリーズ」の新しい 試みの第一弾。ひとつの世界観を複数の作家が共有して創作する“シェアー ドワールド”の手法を用いた短編アンソロジー形式での公演となり、脚本は、【雨下の章】が中屋敷法仁 (劇作・演出家、劇団柿喰う客 代表)、降田天(小説家・推理作家)、宮沢龍生(小説家)、末満健一、【日 和の章】が岩井勇気(お笑いコンビ・ハライチ)、葛木英(脚本家・演出家・俳優)、来楽零(小説家)、 末満健一による書下ろし。演出はすべて末満、音楽は和田俊輔が手掛ける。 全編通して描かれるのは、TRUMP シリーズ