海辺のカフカ もらいもの. すばらしく面白かった. (実はもう内容をほとんど覚えていないが, それは良い娯楽作品の条件だと思う...) 村上春樹はなんというか, 日本語が卓越しているね. こんなにストレスなく読めて, かつ下品でない日本語を書ける作家は他に見ない. アマゾン・ドット・コムの光と影 前から気になっていたのを近所の本屋で発見し読む. 資本主義的に良い会社で働くのが幸せとは限らないのは実感としては 当り前ではあるが, Amazon(JP) の配送センターで働くという極端なケースの体験記. Amazon は素晴しい企業だ. 流通やアルバイトの活用といった計算機的でない部分の出来が良いと 計算機は威力を発揮するのだなあ. Expert One-on-One J2EE Development without EJB Spring Framwork の思想に基いた J2EE のアプリケー
Webアプリの負荷テストツールにsiegeというのがありまして、個人的にはずいぶん前から使っていたのですが、会社ではあんまり知られていなかったのでエントリ書きます。 http://www.joedog.org/ これは何? 簡単に言うと高機能なabです。JMeterほどの機能は必要としないけどabよりもうちょっとめんどくさいことがしたい、というときに便利です。具体的には URL並べて簡単なシナリオを実行できる 並列にリクエストを投げれる ほかにもCookie使えるとかコネクションをcloseしないようにできるとかPOSTできるとか細々ありますが、詳細はマニュアルを参照をば。 あと、Sproxyというシナリオ記録用のプロキシサーバもあるみたいですが、こちらは使ったことはないです。 不便な点を上げると JMeterほど複雑なことはできない 特に定数スループットタイマみたいなのがないのが痛いです
最近は担当システムが平和だけど俺が平和じゃない。疲れてる。忘年会の連チャンもきっついトシになっちまった。会社の制度で1週間くらい休みがとれるので、一人で温泉とスノボと開発合宿でもしに北海道にでも行こうかなって思ってる。1月か2月くらいに。 えーと、担当しているサービスにserverspecを導入した。それにあたってテスト項目を考えたので軽くまとめる。もちろんserverspec導入前もサーバ構築後は動作確認というか、テストらしいことはしていたっちゃしていたんだけど、テスト項目をまともに考えたのはこれが初めてかもしれない。serverspecのバージョンは0.13.2である。Rubyは2.0.0。 0. 環境 下記のような環境に導入した。ありふれた構成だと思う。60台くらいの規模。DBはマスタ3台に分割されていて、それぞれにスレーブがn台ぶらさがっている。LBの箱は二つあるが、物理的には1台
最初にめどい言い訳をせねばならぬ俺は江島氏ともきょん氏とも面識はないですが、お二人ともが俺のことを知ってることを俺も知ってる程度には狭い業界であり。どちらかに肩入れしたいわけではないです。喧嘩したいわけでもないです。普段あまりここでは言及しないですが俺は今の仕事としてはテストを書いたりテストを実施したりする係をしてノリクチをしのいでおり、いわばテストは本業ですので、テストに言及することは今現在の同僚に対して意図しない受け取られ方をする可能性があるので困るので、それもあって普段はここではあまりテストの話はしないわけだが、だからと言って沈黙を破ってテストの話をするのが同僚に対して含みがあるというわけでもないです。とはいえ俺は大学等で真面目にソフトウエア工学の講義を受講したことがなく、経験と勘と昔取った杵柄だけで食ってるので、そういう意味では若干の後ろめたい気持ちもある。で、テストって何なん俺が
テストを行っている品質保証チームや、実際にシステムを使っているお客様から不具合が報告されたとき、あなたはどう思いますか? 悲しんだり、恥ずかしいと思い、不具合修正にすぐに着手したいと気がはやるのが人情というものです。しかし、焦っているときに行う作業はしばしば視野が狭く、一つの不具合修正が三つの新たな不具合を生んでしまうようなことになりがちです。 テスト駆動開発(TDD : Test Driven Development)は、プログラマが自分の不安を克服し、自分が書くコードに自信を持ちながら一歩一歩進んでいくための手法です。不具合の発生は、端的に言えばこれまでの「自信」を揺らがせる事態です。テスト駆動開発者は不具合にどう立ち向かうのでしょうか? やはりテストを書いて立ち向かってゆくのです。私はテスト駆動開発を数年間実践してきた中で、心がけているひとつの「掟」があります。それは「不具合の修正時
先日、日本Javaユーザグループ(JJUG)主催のJJUG CCC 2013 Fallで、「ユニットテスト改善ガイド」というタイトルで登壇してきました。自分の経験を元に、ユニットテストをチームや組織へ導入する時に起こりえる問題とその解決のヒントに関するセッションです。本エントリーではそのセッションの内容を再構成して公開します。 はじめに 近年のシステム開発では、ユニットテストや継続的インテグレーション(以下、CI)の導入は必要不可欠と考えられています。とはいえ、どんな組織(チーム)でも簡単に導入できているわけではありません。特に、大きな組織や古くからの慣習を残している組織では導入したくとも中々進まないと感じているところが多いのではないでしょうか?。 私は、これまでに多くの開発現場でユニットテストやCIの導入について推進してきました。成功したケースもあれば失敗したケースもあります。そして、失
Automation testing overview Proper testing has always been a primary concern in every industry when it comes to the quality of a product, and the IT industry is no exception. As developers, we are responsible for the development of high-quality software, building a stable architecture, flexible enough to accommodate future changes, which is a common case in today's business world. In this article,
一昨日 Testing Casual Talks #1 に参加した。名前の通り、ソフトウェアテストに関するカジュアルなカンファレンス。とても面白かった。すこし思ったところを書いていこう。 テストのエンジニアリング トップバッターの @ikasam_a さんの発表では Software Engineer in Test at DeNA ということで、氏が勤務先でテストエンジニアリング部門を立ち上げていくにあたってのいきさつや背景といったところが述べられていた。 テストは開発者の生産性を向上するためにある、生産性向上のためにテストを書くテストエンジニア、近年複雑化するテストの実行環境を構築するのもテストエンジニアの役目、"Testing Activities SHOULD be in Developments" ─ テスト活動は (従来型のQAのように開発の外ではなく) 開発の中で行われるべき
オバマ大統領の再選に大きく寄与したことで大きな注目を集めているA/Bテスト。A/Bテストを導入した、することを検討している、という開発現場も多いのではないだろうか。 そんな中、Web上で次のような議論を見つけた。 20 lines of code that will beat A/B testing every time Why multi-armed bandit algorithm is not “better” than A/B testing 一言でまとめると「A/Bテストよりバンディットアルゴリズムの方がすごいよ」「いやいやA/Bテストの方がすごいし」ということだ。 で、バンディットアルゴリズムとは一体何者なのか? そこでBandit Algorithms for Website Optimization (O'REILLY)を読んでみた。その結果分かったことを踏まえてざっくりと
2012年04月19日 最近、新人のテストコードを見る機会があり、ユニットテストの書き方について考える機会があった。ユニットテストはテンプレートみたいなものがあるので、それさえ押さえれば、誰でも簡単に書くことができる。 ここでは、その方法について紹介したい。サンプルはRSpecで書くが、その他のユニットテストフレームワークでも、応用ができるとおもう。 はじめにごく単純化すると、テスト対象は状態を持ち、入力を与えると何らかの出力を行なうものである。入力が変われば出力は変化するし、状態が変化すると入力が同じでも出力が変わる(かもしれない)。 ユニットテストは、テスト対象の状態を操作し、与えた入力によって意図通りの出力を得られるかを確認する作業のことをいう。なので、ユニットテストを書くときには、オブジェクトの状態ごとにメソッド単位で入力と出力を確認するようにする。 RSpecの疑似コードで書くと
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