関口祐加監督の新作ドキュメンタリー映画『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編』が、7月19日から東京のポレポレ東中野ほか全国で公開される。 同作は、関口監督が認知症の症状が表れ始めた母と共に暮らす決意をして実家に戻り、本能のままに生きる母との暮らしを赤裸々かつコミカルに描いた2012年公開のドキュメンタリー映画『毎日がアルツハイマー』の続編。 今回は「ケア」をテーマに、認知症がセカンドステージに進み、デイサービスに通うようになった母と、母との生活の中で認知症の本人を尊重する「パーソン・センタード・ケア」という言葉に出会い、その最先端であるイギリスへ飛んだ監督の姿を追う。監督と母に加え、イギリスの認知症ケア・アカデミー施設長ヒューゴ・デ・ウァール博士や、同施設の看護師長パット・ターナー、同施設のボランティア音楽療法士ヘザー・エドワーズらが出演している。 関口監督は、1989年