【広州=比奈田悠佑、北京=原田逸策】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で、中国の生産活動が停滞する恐れが出てきた。ウイルスの拡散防止のため春節(旧正月)休暇後も企業に休業延長や従業員の出勤を控えるよう指示をした省、直轄市、自治区は確認できた範囲で少なくとも全体の約8割の25になった。現在は9日までの休業が多いが再開が一段と遅れれば、電機などで中国を起点に世界のサプライチェーン(供給網)が目詰まりする可能性もある。【関連記事】新型肺炎、官民が新薬開発急ぐ 実用化にはハードルApple、中国の全42店舗を一時閉鎖 新型肺炎拡大で新型肺炎、中国が金融支援策 企業の資金繰り警戒広がる感染、8割の地域で休業延長中国大陸には31の省、直轄市、自治区がある。各省のウェブサイトなどで休業延長などが確認できたのは、1日夜時点で少なくとも全体の約8割の25にのぼる。日本経済新聞が2018年の人口を基に集計
![中国経済、春節明けも休止 新型肺炎で生産再開延期 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d4fcd527be72fccc8840864ad7d86f9aea69626a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO5515628002022020MM8001-3.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Db4848abd2ac59eb123962632afb31e2d)