お味噌汁はカレーなんじゃないかと思い始めている。 自宅生活のなかで毎日昼と夜に自炊をしていく中で、「献立を考えるのがしんどい」という主婦の悩みがよくわかるようになってきた。調理は好きだが何を作るべきかを考えるのはたしかに時として面倒くさい。家にいる人に「今日何食べたい?」と聞きたくはなるが、そう聞くことが問題を解決してくれることはない。人生の意味と同じで、他者に答えを聞くことに意味がないという類の問題がこの世界にはあるのだ。この問題に光明を投じてくれるのは言わずと知れた土井善晴先生である。なにやら「ええんですわ」と言っている料理の先生という雑な認識で過ごしていたが、著書『一汁一菜でよいという提案』を読んだことで彼が何をええんですわと言っているのかがわかった。 一言でまとめると、「お味噌汁に野菜でも肉でもあるもん何でも入れて毎日それと白ご飯だけ食べとったらええんですわ」と言っているのである。
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