ブックマーク / tegi.hatenablog.com (7)

  • 2013年の映画ベストテン - こづかい三万円の日々

    2013年、劇場で観た新作映画は55でした。 DVDほかの旧作は16。 例年以上に順不同としたい気持ちが強い、その日によっていくらでも入れ替わる順位です。 また、「俺が挙げずに誰がやる」という映画の多さも例年以上ですね。 10位『ライフ・オブ・パイ』 「生きることは苦しい」と、カラフルで美しく語る。現代の映画にしかできない物語の力を感じました。力強く、軽妙で、新鮮。 3D・ハイパーリアル・サバイバル、という三題噺だと『グラビティ』にも重なりますね。でもこっちのほうがみずみずしいから好き! 9位『かぐや姫の物語』 「生きることは苦しい」その2。 全ての場面で感情の爆弾が己のなかで炸裂していく、というか...。 アニメーション映画がここまでできてしまうのだ、と恐ろしくさえなる二時間でした。 後半にかぐやが陥っていく、なりたい自分との乖離、逃れようのない自己否定と後悔の苦しさというのは自分に

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    torinan
    torinan 2014/01/05
  • 兵士と消防士『ネイビーシールズ』 - こづかい三万円の日々

    *事前のお断り* 稿はかなり偏ったFPS観に基いて書かれています。とくに、CoD以外の諸作に関する知識・歴史観がぼくには圧倒的に欠けており、そのへん眉に唾つけて読んでいただけると助かります。間違ったことがあったら、射殺するまえに教えてれるとうれしい。あと、あと...!モダン・ウォーフェア3もまだやってません!ぎゃー恥ずかしい言っちゃった! 「ヒャッホー!『コール・オブ・デューティ』みたいだ!」とはしゃぎながら空爆していた『特攻野郎Aチーム』のパトリック・ウィルソンのことを持ち出すまでもなく、ゲーム『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア』(以下「CoDMW」と略)シリーズをはじめとするフロント・パーソン・シューティング(以下FPSと略)ゲームは、ここ最近の映画に大きな影響を与えています。 『プライベート・ライアン』『ブラックホーク・ダウン』の90年代二大戦争映画ののち、911を経

    兵士と消防士『ネイビーシールズ』 - こづかい三万円の日々
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    torinan 2012/07/14
    〆はUSA!USA!というお約束…? みてみたいなぁ。
  • もやしっ子よ宇宙をめざせ『ジョン・カーター』 - こづかい三万円の日々

    目覚しい武勲を立てながらも、山師に落ちぶれて金鉱を探す元南軍兵士ジョン・カーターは、ネイティブアメリカンと政府軍の小競り合いに巻き込まれて山中に迷い込む。そこで彼が見つけた洞窟には、火星へと繋がる謎の遺跡が存在した..。 なんだか「筋肉美を単純明快に楽しもう」*1なんていうレビューもあって、まあたしかに単純明快勧善懲悪脳内筋肉な映画には見えるんですが、違うんだよ! ちっげーんだよ!(裏声で) 世界でいちばん、脳内ぜんぶ筋肉な人だと思われてたシルベスター・スタローンが『ランボー 最後の聖戦』でみせた苦悩と思考を世界のみなさんは忘れてしまったのでしょうか。もうさ、アメリカ文化をそういう文脈で片付けちゃうのやめようよ。 自分の無力さを一度思い知ったため、何度も戦いを避けようとするヒーロー:ジョン・カーターを見よ。世界を救うため科学の研究にいそしむヒロイン:デジャー・ソリスを見よ。これはまごうか

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    torinan 2012/04/16
    すごい楽しみになってくる
  • 2011年の映画ベスト10 - こづかい三万円の日々

    ようやく2011年の映画ベスト10を決めたので粛々と発表していきます。なお、対象数は76。相変わらずの少なさです。 10位『グリーン・ランタン』 今年観たアメコミ映画でいちばんぐっときました……とはいえ『マイティ・ソー』は観逃したんですが。 いつも凡打で終わっていたライアン・レイノルズが、予想外に等身大にかっこいいグッドガイぶりを発揮していた。 第二次大戦で対ナチス、と現代アメコミ映画でも上滑りしにくい背景を、しかも『ロケッティア』という成功体験も持っているジョー・ジョンストンが撮ったというのに『キャプテン・アメリカ』がいまいちだったのにたいして、スペースオペラでタイツ姿ヒーローというマイナス要素を背負ったグリーン・ランタンがここまでよかったのは当にえらい。レイノルズの快活かつボンクラな魅力と、彼をいかした父子の憧憬の物語が成功の要因だったと思います。 9位『エンジェル・ウォーズ』 す

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    torinan 2012/01/03
    友よ!となるチョイスにほっこり。
  • 歳の差異性間交流映画『アジョシ』 - こづかい三万円の日々

    質屋を営む男テシク(ウォンビン)は、過去を隠し孤独に暮らしていた。隣家の少女ソミ(キム・セロン)のみが彼と心を通わせていたが、ソミの母親が引き起こした事件に巻き込まれ、裏社会の人々に拉致されてしまう。彼女を救うため、テシクはひとり壮絶な戦いの渦中に飛び込んでいく..。 たいへんよくできたアクション映画だと思いました。(ハリウッド程度には)自国以外のマーケットも考えてるんだろうなあと思わせる普遍性、流行りのおさえ、作りの手堅さ。 アクション設計と物語の盛り上がりが緻密に連携していて、ただ単に「すごいことやってみましたー」というだけでは終わらない、地に足の着いた演出にはほとほと感心させられます。テシクの強さも最初は間接的に描いておいて、徐々に乱闘の規模やアクションの派手さを追加していく。悪役を複数にする、「少女を保護する」という目的はぶれずにその場面場面の目的をさまざまに変えていくという物語の

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    torinan 2011/10/10
    アジョシ!アジョシ!
  • 札幌ブックフェス ワンデイブックスに参加したよ - こづかい三万円の日々

    今日、札幌駅前通地下歩行空間で行われた「ワン・デイ・ブックス」*1に参加してきました。 いつも遊びに言っている平岸のすてきな古屋浪漫堂さん*2のブースに間借りして、一箱だけ出品。屋号は「もやしブックス」としました。もやしっ子なので。 ワンデイブックス、浪漫堂さんブースはこんな感じ。URL 2011-09-11 13:18:30 via モバツイ 上記ツイート中、リンク先写真・右側の茶色い箱がわたくしの出品分。一箱間借りと言いつつ、けっきょく一日常駐して、を補充したりお客さんに話しかけたりとデカイ顔をしてしまいました。浪漫堂さんありがとうございました。今後も売上に貢献せねば..! みんなも浪漫堂へ行こう! 古といえば浪漫堂! 売れ行きとしては、合計13冊。自分の予想よりは多く、満足のいく結果でした。 最初の一冊(ベニオフ『卵をめぐる祖父の戦争』)が、「ずっと読みたかった」と仰る方に開店

    torinan
    torinan 2011/09/11
    なんと楽しそうなイベントなことか。もやし新聞のクオリティの高さにたまげた!
  • 『ファースター 怒りの銃弾』 - こづかい三万円の日々

    『ファースター』を観た。 普通映画の記事を書くときは予告編のリンクを貼るのですが、アメリカ版・日版ともに説明が多く、コンパクトな映画ゆえそういった情報を頭に入れないで見た方がだんぜん楽しいと思うので貼りません。 あと、予告編最後に出てくるカーチェイスって編にはないよな。ぼくはそれで正解だったと思う。 さて題。 ぼくはロック様が好きだと自覚してはいるのですが、プロレスの知識もなく、映画も『スコーピオン・キング』関連作と『ランダウン』『ウォーキング・トール』くらいしか観ていないという体たらくなのですが、そのうちの一『ランダウン』でもってこの人の素晴らしさは充分理解しているつもり。 ランダウン [DVD] 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日: 2004/11/26メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る 「お前ら俺を怒らせるな

    『ファースター 怒りの銃弾』 - こづかい三万円の日々
    torinan
    torinan 2011/07/02
    2回の◯◯は復活にかけたキリスト的な比喩と考えると面白い。イエスロック様。
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