本1冊の内容を約15分でラジオのように「聞く」ことができる。そんなサービスを、「本の要約サイトflier」を運営するフライヤーが始めようとしている。「第2回 AI・人工知能 EXPO」(東京ビッグサイト、4月4日~6日)の展示ブースで同社の大賀康史代表取締役は、「郊外に行くと車通勤の人が多い。運転しながら本は読めないが、音声なら気軽に聞ける」と話した。 本の要約サイトflierは、各ジャンルの専門家が1冊の本を10分程度で読めるようにまとめた「要約」をWebサイトやスマートフォンアプリ(iOS/Android)で読めるサービス。会員数も17万人以上と順調に伸びているが「今は音声の時代になってきている」と大賀さんは指摘する。