最近、ソフトウエア開発にて、テスト技術者が要件定義からレビューに入る件について、いろいろ話を聞いたので、まとめておきます。 これは、ちょっとかっこよく言うと「Wモデル」という、テスト担当者の作業と開発の作業を同時並行で行っていくVモデルの進化した開発モデルが目指すゴールの一つです。ただ、話をしてくれた人は、Wモデルという言葉を知っているわけではありません。 その人の組織では、1980年代後半から、独立したテストを行っているとのことです。開発したものの統合テスト以後のテストだけを請け負うテスト専門部隊です。 Windowsが出る前はCOBOLで作った会計プログラムを対象にしていて、それがWindowsが出たころに全てWindowsアプリになり、それが今では全てWebアプリになり、クラウド上で動くようになっているという感じです。今では、そこの組織では、要件定義の段階からドキュメントをテストチー