Twitterを舞台とした炎上案件や通報騒動は多々あるが、つい先日巻き起こった "とある通報騒動" は、「誰も得をしない」「戦いの構図が不可解」 という点で、実に理解に苦しむ内容だった。 事の顛末はこうだ。Twitterやブログなどを使って、緊急避妊薬の市販薬化の必要性を訴えている女性達がいる。今現在、緊急避妊薬は通院の手間や金銭負担など、入手までのハードルが高すぎ、いざという時に女性が自分で自分の身体を守れない可能性がある。その状況を変えるべく、日本で認可されている緊急避妊薬を、薬局でも買えるように市販薬化して欲しいという主張だ。 その彼女達は現在 「製薬会社のステマである」「世論工作を行っている」 などと非難を受けている。 厚労省などに 「薬機法違反の疑いがある」 と通報され、挙句に製薬会社やその株主への突撃までほのめかしている人間もいるようだ。 この事案で最も不可解なのが、攻撃してい