宇佐美貴史との“プラチナ世代”(1992年生まれ)同士の対決となった現地時間2月10日のアウクスブルク戦。マインツの武藤嘉紀は後半戦初のベンチスタートを強いられた。2月4日のホッフェンハイム戦で0−4と大敗したのを受け、マルティン・シュミット監督は冬の移籍期間にストークから獲得したボージャン・クルキッチを初スタメンに抜てき。ジョン・コルドバとの2トップで勝負をかけたのだ。 この采配は功を奏し、マインツは立ち上がりから優位に試合を進めた。ボージャンはバルセロナ仕込みの高度なテクニックを駆使して少し下がり目の位置でボールを落ち着かせつつ、リズムを作る。ユヌス・マリがボルフスブルクへ移籍したマインツにとって、彼の加入は攻撃の厚みをもたらす意味でプラスに働きそうだ。 そんな中、マインツは前半31分にカウンターからレビン・ウツトゥナリが先制点をゲット。1−0で試合を折り返す。さらに後半17分にはコル