スペイン代表MFイニエスタの加入について、J1神戸の三浦淳寛スポーツダイレクター(SD)が4日、神戸新聞の取材に応じた。獲得までは一貫して交渉の事実を認めてこなかったが「契約書にサインするまで、(交渉の行方が)変わることは世界的によくある。心は痛かったが、僕の使命だった」と明かした。 イニエスタが今季限りでのバルセロナ退団を発表して以降、移籍先を巡る情報が入り乱れた。一部報道では中国行きが有力視されたが「何としてでも獲得したい選手」と、先月24日の入団会見まで交渉の事実さえ公にせず、秘密裏に進めた。 獲得成功の一手が、トップチームまで一貫した育成スタイルの構築に協力を求めたことだった。「その大切さを彼が一番知っていた」と三浦SD。下部組織からバルセロナ一筋だったイニエスタの心をくすぐり、世界最高峰の司令塔を射止めた。 一方、イニエスタを迎えた神戸は外国人枠の規定により選手1人を放出する必要
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