限られた空間に集まった大学生へのアンケートなので、もちろん学術的な厳密さは求めようはないのですが、結論として、彼らにとって「『面白い事を言ってくれる』が『正確な情報』よりずっと重要」という仮説として成立しそうなテーマが提示されていて興味深かったんですよね。 思い返せば、いまでいう若い人がカリスマと崇めるインフルエンサーについていえば、いろんな文化人調査などでも「売れる文化人」は必ずしも「正しいことを言う」わけではないことが明らかになっています。 民族系右派やネトウヨ御用達であった虎ノ門ニュースは常に誤報やフェイクニュース(ディスインフォメーション)の指摘をされ続けてきましたし、左翼が愛する東京新聞や朝日毎日もネットでは信頼性を巡って酷評されるケースが多いのもまた事実です。 そこに起用される文化人も代替わりを重ねながらも、そこでのコメントや寄稿には全幅の信頼を読者から得ているというよりは、自