新たなる町おこし案 - 笑六法

某地の法律相談での空き時間に、なぜか宮本武蔵の話題になりました。現在は美作市となっている旧大原町が宮本武蔵の故郷という説があったことに以前触れていた私としては（幻の大河「武蔵 MUSASHI」 – 笑六法 (aozora-law.info)、当然のことながら武蔵の故郷についての豆知識を披露し、武蔵の故郷はたぶん美作ではなく播磨であろうことを強調しておきました。当家に残る伝承や家宝？の由来を、歴史学・史料学の中途半端な知識によって徹底的に検討した結果、大幅に減殺してしまったロマンキラーたる私の面目躍如でした。 ところで、大河での「武蔵故郷美作説」は、原作の吉川英治版「宮本武蔵」に由来していると思われます。小説が書かれた当時は武蔵の故郷についての根拠資料があまり発見されていなかったのですが、その後発見された資料は、武蔵の生国を播磨とするものばかりだったのです。まあ、現代において吉川英治の「宮本