前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)の日本出国について、金融商品取引法違反容疑の共犯として逮捕、起訴された元代表取締役グレゴリー・ケリー被告(63)が「知らなかった」と話していることが31日分かった。 ケリー被告の弁護人の喜田村洋一弁護士によると、31日にケリー被告と電話で話したところ、出国を事前に知らされておらず、驚いた様子だったという。喜田村弁護士は「ゴーン被告と分離してでも予定通り公判を始めてほしい」と話した。 東京地検特捜部は2018年11月、ゴーン被告と共にケリー被告を逮捕している。