自民党の世耕弘成参院幹事長は8日の記者会見で、安倍晋三首相が6日の衆院予算委員会で野党議員にヤジを飛ばしたことについて「(ヤジの)中身によらず、閣僚席から答弁ではない不規則発言をするのは適切ではない」と批判した。 世耕氏は「謙虚に丁寧にという気持ちを持ち続けることが何よりも重要だ。常にカメラの向こうには、国民の目があるということを意識することも重要ではないか」とも語った。 世耕氏は、10月8日の参院本会議で「ヤジにいちいち反応するところが嫌いだ」といった首相への有権者の意見を紹介し、「国会審議では謙虚で丁寧な対応に徹するよう強く求めたい」と答弁姿勢に注文を付けていた。