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  • ゲームミュージックなブログ ゲーム攻略本の歴史を振り返ってみる

    今でこそゲームの攻略というものは、ネットに押されたのか、それとも攻略を必要とするゲームが少なくなったのかそれほど売り上げ的に目立っているわけではありませんが、かつて(だいたい2000年以前)には攻略、とりわけRPG大作のものはすごく売れて、年間のベストセラーにも入るほどでした。でも、最初からそうだったわけではなく、攻略にもいろいろな歴史があり、そうなっていったのです。  というわけで、今日は攻略歴史について、自分なりの独断と偏見的に振り返ってみようと思います。 ■ゲーム攻略黎明期  さて、ゲーム関係のの書籍というものは、ファミコン以前から存在していたと思います。ただ、現在のようにゲームを攻略するための書籍というものが一般的になったのは、ファミコンが発売してそれなりに普及した後からでしょう。  さて、この頃のファミコン攻略では有名なものがあります。それがケイブンシャのシリーズ

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    toronei 2013/01/12
  • 1990年代、『ファミ通』は攻めのゲーム雑誌だった - ゲームミュージックなブログ

    ふと先日、このようなものがネットに現れました。  ■【閲覧注意】渡辺浩弐『2013年のゲーム・キッズ』第一回 謎と旅する女 Illustration/竹 | 最前線  ■『2013年のゲーム・キッズ』渡辺浩弐 Illustration/竹 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント  『~年のゲームキッズ』シリーズといえば、ご存じの方も多いでしょう。かつてゲーム雑誌『ファミ通』等に連載された渡辺浩弐氏のSF小説で、そのデジタルホラーとでも言うべき独特の世界で織りなす1ページ分のショートストーリーは、根強いファンを生み出し、いまだに語り継がれています。今回の上のリンク先のものも、これらの小説を知っている人なら「ああ、ゲームキッズらしいなあ」と思ったのではないでしょうか。ちなみに自分はそれに加えて、どことなく90年代の脅かし系サイトを思い出しました。    このシリーズ、

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    toronei 2012/11/10
  • 「ゲーセンは終わった」と言われ続けた歴史 - ゲームミュージックなブログ

    ネット上を見ていると「ゲームセンターは終わった」という言葉をたまに見つけることがあります。これはおそらく  ただ、昔からゲーセン通いの人はわかるとは思いますが、この「ゲーセンは終わった」という台詞、今に始まったことではなく、昔から言われていたのですよね。それは10年やそこらではなく、おそらく30年はさかのぼれると思います。  というわけで、今日はゲームセンターがピンチと言われた歴史を辿ってみたいと思います。 ★スペースインベーダーブームの終演(1979年~1980年)  1978年、『スペースインベーダー』が大ブームを超える社会現象にまでなり、アーケードゲームが大発展したのは多くの人が知るところでしょう。  しかしブームは翌年には収束してゆきます。すると今までインベーダーブームに乗じて次々と出来ていたゲームセンターやインベーダーハウスの収益が一気に落ち込むことになります。  しかも当時、ゲ

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    toronei 2012/05/29
    「ゲーセンは終わった」と言われ続けた歴史 - ゲームミュージックなブログ
  • 私と町ゲーセンの思い出(その1・昭和の時代〜平成初期) - ゲームミュージックなブログ

    ゲームセンターというと、最近ではメーカー直営の店が目立ちますね。セガ系バンナム系、それにラウンドワンやアドアーズのようなチェーン店も多いです。しかしその一方、それら大企業の経営ではない、地元の小さな会社や個人が経営しているような、「町ゲーセン」と言える感じのゲーセンもあります。  しかし、ここ10年くらいはゲームセンター自体が減少傾向にあります。全体の問題としては、アーケードゲームがコンシューマなどのゲームに押されゲーセンに行く必要性が薄くなっていったとか、格闘ゲーやプリクラレベルのヒット作がないなんてこともよく言われますが、町ゲーセンの場合、メーカー系などより小規模な資金で運営されているため、値上がりする基板や筐体の代金の採算が取れないなどという問題もあります。よってメーカー直営店でも整理統合が行われ数が減っていますが、町ゲーセンはそれを上回る勢いの店舗が潰れているように感じます。  し

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    toronei 2012/05/15
  • 近況など - ゲームミュージックなブログ

    このブログだけではな、運営しているブログ全般的に休みがちになっています。  理由を述べればまあいろいろあります(以下言い訳ですのであまり気で受け取らない感じで)。 ★仕事  まあこれは昔からなので言い訳になりませんが、どうも後述の問題もあり難航している感じで。 ★PCがひとつぶっこわれた  BIOS起動までいかないことが多くなって(運がよければ5回に1回くらい起動)そのうち全然起動しなくなったことから、どうもマザボがやられたと読んでいます。検証する時間が無いので放置したままなのですが。まあこれは替えがあったのと、昔に比べてバックアップ環境が整っていたので、データ移行が多少めんどい(特に100G以上ある音楽ファイルとiTunesの環境移行)意外はどうにかなってますが。Dropboxのありがたみを実感。 ★テンションの問題(1)  ここ3~4年、母を介護しながらの生活だったのですが、今年春に

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    toronei 2011/12/08
  • ゲームミュージックなブログ 『超絶大技林 2011秋』のゲーム資料としてのお役立ち度がスゴすぎる件

    もう10年も前になりますが、自分がとあるゲーム会社でバイトをしていた時、調べ物を頼まれたのですが、その時に手渡されたのが『大技林』という電話帳(最近なくなってきてるみたいですが)のように分厚い。これは徳間書店からわりと昔から刊行されていたで、「技」という名前通り、ゲームの裏技系が一挙に集められているです。  しかしこのの真価は、ファミコン以降のそれまで市販されているゲームの大半を網羅しているという点。ファミコンから始まりバーチャルボーイ、PC-FX、ネオジオポケット、3DO、ワンダースワンのデータもしっかりあります。それらのメーカー、発売日、価格、ジャンルなども掲載されているので、裏技がそこまで関係ない人でも資料として非常に重宝されていたのですね。  しかし、長い間発行されていなかった大技林ですが、最近12年ぶりに復活しました(まあ似たようなのが「広技苑」というので別の会社から数年

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    toronei 2011/08/07
  • ゲームミュージックなブログ 伝説の人、宮路武氏の早すぎる死を悼む

    今日、ネット巡回していたら、非常に驚きのニュースが。  ■ジー・モード宮路社長が急逝 「グランディア」など手がける - ITmedia ニュース  SF小説の巨人、小松左京氏が亡くなった驚きが冷めないうちに、今度はゲーム業界で偉大な功績を残してきた人が亡くなったというニュースに驚きを隠せません。 PC-88で活躍  古くからのゲーマーは、宮路武氏と関わりが深いゲームハードといえば、主に二つのキーワードが思い浮かぶと思います。それは「PC88」と「セガハード(メガドライブ、セガサターン、ドリームキャスト)」。  宮路武氏はまだ日にパソコンが全然普及していない頃からアスキーなどの専門誌で活動をしており、そのうち兄の宮路洋一氏と共に1985年、ゲーム会社ゲームアーツを設立します。当時はまだファミコンも発売したてで、パソコンといえば8ビット機のPC-88などが主流の時代でした。そしてゲームアーツ

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    toronei 2011/08/01
  • ゲームミュージックなブログ タイトー製iPhoneアプリゲーム『グルーヴコースター』が非常に爽快!

    ここ最近、思うところあってパッケージ以外のゲーム、すなわち携帯機やiPhoneのダウンロードゲームSNSやケータイなどのソーシャルゲームの類をいろいろとやっています。これらについていろいろ思ったことは次回以降に書くとして、今日は先日見つけた非常に注目すべきiPhoneアプリゲームを。それは『グルーヴコースター』というタイトー製の音ゲー。  タイトーは以前からiPhoneアプリゲームを出しており、特に『スペースインベーダー インフィニティジーン』はiPhoneアプリでもかなりの人気を博したゲームで、ゲームのみならずあちこちのアプリサイトで評価されていました。そのデザイナーである石田礼輔さんが作られたのが、この『グルーヴコースター』になります。    ゲームの基音ゲー音楽の流れに沿って、ライン上を移動するカーソルとポイントが合ったらそれを押すという、音ゲーの非常に基的なものですが

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    toronei 2011/07/31
  • 据置ゲーム機がテレビから解放される可能性 - ゲームミュージックなブログ

    ちょっと前にこのようなエントリーを書きました。  ■次世代の据置ゲーム機の発売はまだ時間がかかるのではないかと思う話 - ゲームミュージックなブログ  ここで書いたように(あくまで個人的な予想ではありますが)今度の据置機が登場するまでは、数年かかると思っています。  そして、もしかしたらその時、据置機というものについて、その定義が変わるくらいの大きな変化があるかもしれないとも思っっています。それはある意味今までの新ハードで見られたような映像技術の革新や、Wiiに見られた操作性の転換よりもさらに大きなもの。それは「テレビからの解放」。 テレビを必須としてきた据置機  今まで据置機というものは、長い間ゲーム機&ソフトの他に必ずなくてはいけないものがありました。それはテレビ。ファミコン以来30年近く、据置ゲーム機というものはテレビに接続することが必須でした。そしてそれは現行のWii、PS3、X3

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    toronei 2010/09/06
  • ゲーム系サイト管理人のジレンマ - ゲームミュージックなブログ

    ここのところ、多忙から解放されたために(全く仕事がない状態とも言う)、今まで全く出来ていなかった自分のブログの更新や移転、細部の修正などを行っています。ちなみにこのタイミングでマンガブログの方で、個別記事へアクセスできないという障害が発生してしまい、どうしても解決しないのでとりあえず生きているデータを引っ張り出して、新しいサーバに構築し直しました(暫定移転先はこちら。まだ工事中)。格移転するかどうかは数日以内に決めます。  とはいっても、何もブログばかりやっていたわけではありません。せっかく久しぶりに空いた時間を利用して、今までじっくり読めなかったネットの情報を読んだり、不安定だったPCの調整をしたりもしています。そしてもちろんPCを離れて、借りたのに環境が整っていなかったために仕事をせず、単なるマンガやCD置き場となっている仕事場の整理をしたり、部屋の整理や買い物もしたり、さらには手を

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    toronei 2010/04/19
  • ゲームミュージックなブログ 任天堂法務部は「無敵」というわけではない

    このようなエントリーがありました。  ■任天堂法務部 最強列伝  とてもわかりやすくまとまっています。   さて、昔から任天堂の法務部はディズニーと並んで無敵・最強みたいに言われてきました。それは、リンク先にもある「ポケモンユンゲラー裁判」「キングコング裁判」で、見事な逆転を演じたと語られてきたことからでしょう。  たしかに、任天堂法務部は優秀だと思います。そして会社の規模もあり、ゲームメーカーの中では最強かもしれません。しかしながら、「完全無敵」ではありません。任天堂でも裁判で訴えが通らないことは、過去何回かありました。そのうち報道などで判明しているものを書いてゆきます。 ★『ティアリングサーガ』裁判……著作権違反においては認められず  これは、『ファイアーエムブレム』の制作者であった加賀昭三氏が独立した際、エンターブレインから、『エムブレムサーガ』というゲームを発売することが発表されま

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    toronei 2008/08/12
  • ゲームミュージックなブログ 「枯れた技術の水平思考」は、ブルー・オーシャン戦略の先駆けだったのではないか

    Timestepsで、『横井軍平氏が設立した株式会社コトは今どうなっているのか』というのを書いたのですが、その時横井さんのことをいろいろ調べていて思ったことがあります。それは、横井さんはブルーオーシャン戦略の先駆けとなった人ではないかと。  ブルー・オーシャン戦略というのは、競争の激しい既存市場(レッド・オーシャン)ではなく、競争のない未開拓市場である市場、すなわちブルー・オーシャンを切り開くべきだという企業戦略の提案です。  ■ブルー・オーシャン戦略 - Wikipedia    このでは、1000円頭髪カットのQBハウス、そしてWiiの例があげられているようです。  ■参考・任天堂「Wii」を生んだ「ブルー・オーシャン戦略」とは?  しかし、ここで挙げられたWiiは任天堂の岩田社長が、横井氏の哲学である「枯れた技術の水平思考」の原則にのっとっているものだと話しています。  ■参考・任

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    toronei 2008/08/12
  • ゲームミュージックなブログ 最近いろいろな面で、DSとPSPの立場が逆転してない?

    PSP体がここのところ売れているみたいです。電車に乗っても、昔はあまり見なかったPSPのプレイヤーを割と見るようになりました。まあ、一番の原動力は『モンスターハンターポータブル2nd』でしょうが、DSだけを持っていた人が、価格の割にはその機能性があることで購入に至ったというケースもあるかもしれません。   しかし、最近のDSとPSPを見ていると、なんだかDSとPSPにおいて「あれ?逆じゃね?」と思うことが多々あります。それは上記のような売り上げではなく(トータルではソフトハードともにDSのほうが多いはず)、「目指している路線」的なもの。  ハード発売時のPSPは「ゲームの高スペック化の流れを携帯機にも持ち込む」とか「マルチメディア端末としてのゲーム機」という、高機能思考があったように思えます。対して、DSは「新しい遊び方を持ち込む」というものが思想としてありました。それはゲームから離れて

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    toronei 2008/05/22
  • ゲームミュージックなブログ ドラクエ4コマの思い出

    二日続けてノスタルジー。またニコニコですが、アカウントない人はすみません。(情報元:中野龍三プロゲーマーWEBさん)  【ニコニコ動画】〜あの人は今〜(ドラクエ4コママンガ劇場の漫画家編)  長年にわたって、少年ガンガンに存在した『ドラクエ4コマ』。ご存じの方も多いのではないでしょうか。簡単に説明しますと、エニックスの雑誌である少年ガンガン(及び兄弟誌である『ギャグ王』)で連載されていたコーナーで、文字通りドラゴンクエストのアンソロジー4コマコーナーです。しかし下手なアンソロにあるようなものではなく、なかなか工夫された面白い作品が多く、それを描いていたマンガ家で、現在のスクエニorマッグガーデン系or一迅社系の漫画家となっている人も多いです。代表的なところでは(上の動画にありますが)衛藤ヒロユキ氏、柴田亜美氏などでしょうか。(もっとも柴田氏はファンロードでの連載もありますが)。  そしてこ

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    toronei 2007/12/22
  • ゲームミュージックなブログ ドラクエに隠された創意工夫

    先日『ゲーム攻略サイトはゲームの面白さを損なうのか』において、『おとなのしくみ』に掲載された堀井雄二さんのインタビューについてちょっと触れましたが、それが非常に興味深いものだったので、今日はそれについて取り上げたいと思います。    これは、2000年当時『ファミ通』誌上に連載されていた鈴木みそさんの『おとなのしくみ』で取り上げられたものです。内容は、『ドラゴンクエストⅦ』を発売前にしてみそさんが堀井さんにインタビューをしに行くというものなのですが、みそさんと堀井さんが昔からの知り合いで、15年ぶりに会ってのことなので、かなりフラットに会話が進みます。  ちなみにマンガにもちょっと書いてありますが、堀井さんが駆け出しのライター時代に投稿誌『OUT』誌上でコーナー連載をしていて、それに投稿していたのがみそさん、さらに『週刊少年ジャンプ』誌上で堀井さんが「ゆう帝」として活躍していたのとほぼ同時

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    toronei 2007/12/04
  • ゲームミュージックなブログ ゲームは賞に向いていないかもという話

    先日、東京ゲームショウが行われました。そこでは毎年『日ゲーム大賞』なるものをやっているのをご存じの方も多いでしょう。  しかし、こんなエントリーが。  ■日ゲーム大賞の「フューチャー部門」の選考過程が気持ち悪い   http://n-styles.com/main/archives/2007/09/24-073000.php  日ゲーム大賞、及びそのフューチャー賞の問題点などは上のエントリーを見ていただいた方がわかりやすいのでここでは割愛します。  じゃあそれらの問題点がなくなれば公正なゲームの賞が出来るのかというと、どうもそうは思えないんですよね。そもそも、『ゲームというものは、こういった賞を制定するのには向かないのではないか』とも思えてきました。  さて、「賞」のある娯楽として思いつくのは小説映画音楽あたりが主でしょうか。あとクローズドな感じはしますが、マンガにもありますね(

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    toronei 2007/09/27
  • ゲームミュージックなブログ 版権ゲームに降りかかるこれまでになかった課題

    Wiiのバーチャルコンソールで『罪と罰』が配信されるみたいで、非常に楽しみにしています。ちなみに現在は『イメージファイト』を遊んでいる最中。結構ムズいです。  で、Wiiのバーチャルコンソールソフトを見ていて思ったのが、というか誰でも思うであろうことが「これから先、どんなソフトが配信されていくんだろう」ということ。そこで考えつく可能性は、任天堂製品は◎、今参加しているサード製品は○、未参入のメーカーは△。まあ当然といえば当然ですね。  しかし、それには例外があります。多くの方はお気づきかもしれませんが、それは「版権もの」。すなわちアニメやゲームなど、権利関係がほかにある製品ですね(まあ普通のゲームもメーカーが版権を持っている以上版権モノといえなくもないのですが、まあここでは通常使われるニュアンスにしておきます)。  そして現在でも版権モノらしい版権モノは配信されておりません。  そしてこれ

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    toronei 2007/09/11
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