タグ

ブックマーク / katokitiz.hatenablog.com (42)

  • 人におすすめされなければ絶対に観てない『超高速!参勤交代』 - シン・くりごはんが嫌い

    『超高速!参勤交代』をレンタルDVDで鑑賞。 職場の上司と「自分では絶対にレンタルしないけど、人におすすめされて観て、それでいておもしろかったといえる映画を貸す」という遊びをしていて、その人は基的に映画を観るという行為をあまりする人ではなかったし、さらに好きな映画は『ワイルド・スピード』シリーズだったので、真逆の『用心棒』を貸した(ホントは『トルク』を貸したかったんだけど、人に貸してたので貸せなかった)。モノクロ映画も色がついてないから嫌いという人であったが、ちゃんと仕事終わりで寝ずに観て、おもしろかったと言ってすぐにDVDが返ってきた。「いやー、絶対に観ないと思ってましたよ、時代劇だしー」と聞いたら「時代劇好きだよ。『超高速!参勤交代』とか、ちょーおもしろかったし、二回も観たし」と返されてそこではじめてその映画の存在を知った。 調べたらヒットしているようで、なんと今年に続編が公開される

    人におすすめされなければ絶対に観てない『超高速!参勤交代』 - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2016/06/29
    映画館で見てあまりの面白さにひっくり返った思い出。こういうのがあるから「日本映画ダメ」って大上段で言われると反論したくなるんだよね。「お前ちゃんと見て言ってる?」って。
  • くりごはんが嫌いな男が2015年印象に残ったエンタメ - シン・くりごはんが嫌い

    どうもカトキチです。毎年12月の頭に映画ランキングを書いたり、一昨年はテレビのことなんかも書いたりしましたが、なんと去年は劇場で映画を観たのが5回で、DVDも『テレクラキャノンボール』と伊丹十三監督作以外レンタルしておらず、映画というものにハマりだしてから映画から最も離れた一年でした。漢字一文字で今年を表すとしたら「無」と言ってもいいくらい何もなかったです。 というわけで、今年はぼくが印象に残った「エンタメ」として、幅広く感想を書いてお茶を濁したいと思います。それ以前のものもありますが基的には2015年に絡んだものをチョイスしております。ちなみにブログに書いたものは除外してます。 NGT48 新潟に48Gの支店ができるとは夢にも思わなかったが、お披露目とラジオの公開収録、競馬場での無料ライブを見てきた。劇場も間もなくオープンされる。 「AKBINGO」にてはじめてHKTを観たときに「こん

    くりごはんが嫌いな男が2015年印象に残ったエンタメ - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2016/01/07
    SHISHAMOを紹介するついでのMY LITTLE LOVERディスが不意打ちで爆笑してしまった。
  • Twitterのアカウントを乗っ取られました - シン・くりごはんが嫌い

    もしかしたら運が良かったのかもしれない。 たまたまTwitterをアプリで開いたとき、ぼくのアカウントで書いた覚えのないツイートがTLに流れていた。 これが「乗っ取り」だと気づくまでにそう時間はかからなかった。そこに書かれていたのは「10分」————つまりぼくがTwitterを開く10分前に何者かがぼくのアカウントを使って、ぼくっぽいツイートをしたのだ。 「『まどマギ』の『叛逆の物語』に指が伸びないのは『キッズリターン2』に指が伸びないのと一緒なんですよ。「オレたちもう終わっちまったのかな…」「バカヤローまだはじまっちゃいねえよ!」で終わってくれていいんですよ!ぬおぬmf」 どこかで見たような気もするが、検索しても引っかからなかったし、実際ぼくがツイートしたものだと思ってリプを普通にくれた人もいた。それくらい見事ななりすましだった。実際ぼくは『叛逆の物語』を観ていなかったし、『キッズリ

    Twitterのアカウントを乗っ取られました - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2015/08/08
    乗っ取りってそんな簡単に出来るものなのだろうか。なんか内容といい、身近な人の犯行っぽくない?
  • 空気読んでようがあとで謝りにいこうがダレノガレの好感度など決して高くない説 - くりごはんが嫌い

    昨日の『水曜日のダウンタウン』がおもしろかった。といっても昨日だけじゃなく、ほとんどの回にハズレがない貴重なバラエティ番組なのだが。 最近Twitterでやらせのようなものがふたつほど暴露されたが、個人的にはそれ「も」含めた藤井健太郎*1の悪意が大好物なので、なるべくなら終わってほしくない番組のひとつである。これとは違う件でお詫びをするあたりも誠意があって良い。とはいえ、これは前身番組である『テベ・コンヒーロ』でもやってたわけなんだが……懲りてないな…… さて、昨日はFUJIWARAの藤敏史(以下、フジモン)による「タメ口ハーフ年下にタメ口きかれても怒る訳にいかない説」が特によかった*2。 企画は読んで字のごとく、番組でタメ口をきくハーフに対し、年下がタメ口をきいてきたらどうなるか?を検証するというもの。ニセの打ち合わせでADが急にタメ口をきいてきたときの反応を隠し撮りする。 比べられた

    空気読んでようがあとで謝りにいこうがダレノガレの好感度など決して高くない説 - くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2015/02/06
    ダレノガレからすれば、普段のタメ語はキャラでやってるんだろうし、このハシゴ外しはちょっと気の毒にも思う。ビジネスタメ語の子には明らかに不利な企画だったよね。
  • 昨日行ったラーメン屋が激シブだった件 - シン・くりごはんが嫌い

    べログ」というサイトは1nanoも信用してないというか、まったく見ないんだけど*1、酒が飲めないことからべ物に関してはわりとこだわりを見せる友人がその「べログ」とやらで見つけてきた「らあめん じゃんご」というラーメン屋に行った。 先に結論からいうと、いままでべたラーメンのなかでも上位に入るくらいうまかった。限定メニューとして提供されている「鯛白湯(たいぱいたん)ラーメン」を喰らったのだが、『ミスター味っ子』で陽一が作った、イシモチラーメンみたいなもんで*2、鯛のうまみがこれでもかと凝縮されていながら生臭さは一切なく、豚骨のように白濁してこってりしてるのに少しも脂っこくない。 麺も普通の麺ではなくて、真っ白なやや細めのストレート。小麦の風味が全開であり、トッピングに干しエビが乗っかっていて、時間が経つとそのエビの風味が加わり、自然な味変となって、最後まで飽きずにべられる。見た目も

    昨日行ったラーメン屋が激シブだった件 - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2015/01/26
    この光景は、激シブというより、昨日の事のように思い出される風景で、昭和というよりはギリ平成初期な感じ。昭和だとテーブル筐体とか10円10分で動くファミコンとかそういう話になってくるし。
  • 告知と2014年に観た映画でよかったヤツ+α - シン・くりごはんが嫌い

    2014年も終わってしまいますが告知です。 『東京グラフィティ』という雑誌の「僕らが愛してやまない作家たち」特集で、ジャン=リュック・ゴダール監督の『ウィークエンド』について短評書いてます。東出きゅんが表紙です。 Tokyo graffiti (トウキョウグラフィティ) 2015年 01月号 [雑誌] 出版社/メーカー: グラフィティ発売日: 2014/12/22メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る ホントにTwitterのつぶやきくらい短いので、手に取って「あーいたいたー」って感じで笑ってやってください。 さらに「BLOGOS」というサイトにて「年末年始に観ていただきたい2014年の10!」と題して、今年公開された映画で、すでにソフト化されているものを10選んで紹介するという記事を書きました。 http://blogos.com/article/102143/ よろ

    告知と2014年に観た映画でよかったヤツ+α - シン・くりごはんが嫌い
  • 2014年に観たテレビ番組のベスト&ワースト - シン・くりごはんが嫌い

    何回か書いているが、2014年はテレビをよく観たので、それについてまとめてみようと思う。まくら的なものはさんざん2014年ふりかえりエントリで書いているのでこの辺で。 2014年爆笑ベスト 1.アメトーークの「USJ芸人」。ハリーポッターの百味ビーンズをべて味を当てるというくだりで司会の蛍原徹が口に入れた瞬間「(関西弁のイントネーションで)うんこ?」って言ったとこ。そのあとサバンナ高橋の「経験者の言い方やん!」というツッコミから、爆笑する新川優愛が抜かれる流れが完璧。不覚にも夜中に観てしまい、ひたすら布団のなかで悶絶して、涙を流した。 2.笑神様は突然に…で大泉洋がゲストの回。北海道を巡るという企画で蕎麦屋に入り、ネギを使ってべる高遠そばを注文した塚地武雅が大泉に「ほら、ちゃんとすくってべないとほらほら」って執拗に言われて「すくえないよ!こんな一じゃ!」って返したとこ。ここは今年何

    2014年に観たテレビ番組のベスト&ワースト - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2014/12/31
    ユーチューバーはテキストサイトブームの映像版だと思ってるので廃れるの早そう。
  • もうひとつのDOCUMENTARY of AKB48『めちゃイケSPどっきり解散総選挙』 - シン・くりごはんが嫌い

    『めちゃ2イケてるッ!SP衆議院より一足お先に解散総選挙スペシャル』を観た。 AKBとドッキリというのは相性が良く*1、当然いままでも数々のドッキリを仕掛けられてきたわけだが、『AKBINGO』という長年レギュラーを務める番組でドッキリに対して警戒心が強いメンバーを気でダマすために「長年MCを務めてきたバッドボーイズが番組を辞める」というドッキリを数年前にやられてから、AKBに対するドッキリはホントに規模の小さい、しょうもないものしかやらなくなってしまった。 それを踏まえて今回の『めちゃイケ』は総監督である高橋みなみの恋愛スキャンダルが発覚し、AKBを卒業/解散するという最後の切り札を放り込んできた。奇しくもこれが放送された直後、高橋みなみは当に卒業宣言をしたわけだが……番組冒頭で秋元康が「一週まわってドッキリが新しいんじゃない?」といったのはそういう意味もあるのだ。 おもしろかったの

    もうひとつのDOCUMENTARY of AKB48『めちゃイケSPどっきり解散総選挙』 - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2014/12/09
    岡村がスキャンダルの相手だとバラすくだりは個人的には好き。指原、峯岸、小島の三名のリアクションは経験に裏打ちされた年輪を感じさせる絶妙な距離感でとても良かった。
  • 綾野剛のテリー・レノックスが完璧『ロング・グッドバイ』 - シン・くりごはんが嫌い

    NHKの新ドラマ『ロング・グッドバイ』第一話を観た。 ドラマのプロデューサーがTwitterにて「TLの「ロング・グッドバイ」感想を見ていたらレイモンド・チャンドラーの原作を読んでいない人が多いね」「原作は清水俊二訳の「長いお別れ」と村上春樹訳の「ロング・グッドバイ」があり、どちらもオススメ。僕は清水訳を読み継いできたので村上訳は最初違和感があったが、これがなければドラマをつくろうと思わなかっただろう」とツイートされていたが、いまのこのご時世にチャンドラーの、しかも『長いお別れ』ではなく『ロング・グッドバイ』というタイトルで映像化するというんだからそのこだわりがうかがえる。 読書量はそこまでおおくなく、さらにハードボイルドというジャンルに精通してるわけではないのだが、ご多分にもれずぼくもこの小説は大好きで『長いお別れ』はもちろんのこと『ロング・グッドバイ』にいたってはハードカバー版、ソフト

    綾野剛のテリー・レノックスが完璧『ロング・グッドバイ』 - シン・くりごはんが嫌い
  • 最近、感情がない主人公のドラマ多くね? - シン・くりごはんが嫌い

    「福家警部補の挨拶」第一話と第二話を観た。 ひとことでいうなら「ちょっとだけツメが甘い女コロンボ」ちゃんと「君はコロンボか!」というセリフまである。これはいいコンテンツを作りましたねーと思ったらそもそも原作があって、書いた人がコロンボのファンでノベライズも担当したとか。んで5年前に一回NHKでドラマ化してるらしい。そっちは原作ファンも納得で今回のヤツはかなり叩かれている。 驚いたのは人を撲殺するシーンをワンカットでしっかりと見せてるということ。どうやって撮影したんだろう。ホントに頭にガスンって当たってるように見える。ギャスパー・ノエの『アレックス』みたいで度肝抜かれた。説明的なセリフが多いが、描かなくてよいところはしっかり省略していてテンポが良い。特に二話のあえての尻切れトンボ感はシャープでかっこよかった。視聴率はガン下がりだが、恐らくこれは最後まで見続けるパターンである。 ただ「コロンボ

    最近、感情がない主人公のドラマ多くね? - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2014/01/26
    倒叙ミステリで最近の白眉は三上博史主演「実験刑事トトリ」なので是非そっちも見て欲しいよ。感情がないようでいてそこに感情をにじませる演技をさせたら三上博史は日本一だね!今ならNHKオンデマンドで見られる。
  • くりごはんが嫌いな男の2013年ベストムービー(ゼロ・グラビティ以外) - シン・くりごはんが嫌い

    というわけで今年もやってまいりました。なんかネットで映画ベストテンを発表するのはどうなの?という意見も飛び交ってますが、いいじゃん。楽しいんだから。 『ゼロ・グラビティ』も『キック・アス2』も観てませんが、『グラントリノ』も『レスラー』もその年のベストに入れなかったひとなので、多分ランク外になることでしょう。というわけでとっとと発表してしまいます。 元祖『ゼロ・グラビティ』こと『2001年宇宙の旅』で船外に放り出されるシーン 1.バレット 2.オンリー・ゴッド 3.ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン 4.ホーリー・モーターズ 5.ジャンゴ 繋がれざる者 6.パシフィック・リム 7.スプリング・ブレイカーズ 8.マニアック 9.キラー・スナイパー 10.チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット 1.は映画の出来としては60点くらいだと思うんだけど、ウォルター・ヒルらしさ溢れ

    くりごはんが嫌いな男の2013年ベストムービー(ゼロ・グラビティ以外) - シン・くりごはんが嫌い
  • 「リターナー」を再評価せよ!『安堂ロイド』第一話 - シン・くりごはんが嫌い

    『安堂ロイド』の第一話を観た。 その人を喰ったようなタイトル。さらに演技がいつも一緒と評判のキムタク主演でSFをやるということで、放送される前から散々叩かれていたが、正直かなり楽しんで観た。 まず木村拓哉が「いつものキムタク」じゃないのがとても良い。 どの程度制作に関わってるのかはうかがい知れないが、主人公のキャラクターが「コンセプト・設定協力」としてクレジットされている庵野秀明にそっくりである。いや、正確にいうならば庵野秀明をモデルにした安野モヨコの『監督不行届』に出てくるカントクくんということになるのだろうが、あの天化のキムタクが他人とコミニュケーションをはかれない偏屈なオタクを堂々と演じており、さらにウルトラマンのポーズまで決めるしまつで、後に出てくることになるアンドロイドとの差別化をはかるためかもしれないが、その時点で「いつものキムタク作品ではない」と所信表明をする。 いろんな人が

    「リターナー」を再評価せよ!『安堂ロイド』第一話 - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2013/10/19
    「リターナー」よりも「ジュブナイル」の方が好きだったりする。
  • 『貞子3D2』を「スマ4D」で観た! - シン・くりごはんが嫌い

    『貞子3D2』を話題の“スマ4D”で鑑賞。Tジョイは朝一からやってるのにユナイテッドは夕方からしかやってないというのはこれいかに。 「映画とは見世物小屋であるべき」というのをわりと信条としているぼくにとって*1、ウイリアム・キャッスル*2よろしくのギミックを駆使した上映形態は待ってましたと言わんばかりであり、前作では東京の一部上映館のみ行われた「4D」上映だが、今回はスマートフォンを使うことによって全国展開される。これもデジタル上映の恩恵だろうか。 さて、この「スマ4D」だが、予想以上に楽しかった。 スマホに専用のアプリをダウンロードし、機内モードにして電話がこないように設定したあと、マナーモードを解除し、音量を最大限まであげておく。そして映画がはじまると同時にアプリを起動させれば準備完了。 とりあえず上映中ではマナー違反とされているが、スマホが鳴ったら席に座ったままふつうに通話してみよう

    『貞子3D2』を「スマ4D」で観た! - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2013/10/14
    映画本編の評価も入れるとこうなるよね・・・。「スマ4D」がなかったら作品自体見なかったと思うので、「スマ4D」は発明だな、と思いましたよ。
  • アンチ!難病モノ!ファック!説明過多!『風立ちぬ』 - シン・くりごはんが嫌い

    ちょっと前にある人からこんなことを聞かれた。 「こないだ『大人は判ってくれない』を観たんですけど、ラストで主人公が海までいって無言で振り返るじゃないですかー?あれって何だったんですか?」 この作品のなかで最も印象的なシーンとして名高いが、このとき主人公は何も言わないし、ナレーションで何かが説明されるわけでもない。彼が何を考えていたのか?彼が何を思っていたのか?それは撮った監督にしかわからない。そして、そのシーンにたいして監督が何も語らない以上、観客はそのシーンについての解釈を迫られる。 これは小津安二郎の映画にも印象的に出てくる。トリュフォーが参考にしたかは定かではないが、日を代表する……いや、世界を代表する名作『東京物語』のラスト。人生の伴侶を失った笠智衆が無言で窓の外を見つめる。カメラは視線の先の海を写す。そして映画が終わる。同じく小津の代表作『晩春』では無言でリンゴの皮をむき、その

    アンチ!難病モノ!ファック!説明過多!『風立ちぬ』 - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2013/08/29
    あざます。/個人的に宮崎監督が俗受けしない方に走り始めた端緒は「紅の豚」だとおもってます。あのナルシズムだだ漏れの「自分語り」映画から、「死」を語るようになった。宮崎作品でのキスシーンもあれが最初。
  • くりごはんが嫌いな男の2012年ベストムービー - シン・くりごはんが嫌い

    さぁ、今年もやってまいりました。毎年毎年観てる数が少ないと嘆いてますが、今年はダントツで少ないです。48という体たらく。なんでだろうと思ったら、犬が高齢になり、介護が必要で外にあまり出れなかったというのと、伯父さんが末期ガンで余命いくばくもない状態になってしまって、それでドッタバタしてたからなのでありました。しかも昨日から新潟は雪が積もっていて、タイヤも変えておらず、このままでは映画館はおろか、レンタル屋にも行けないので、結局今年観そびれた映画を追うことも出来なくてですね………それでも毎年恒例企画なので、発表いたします。あんまし参考にもならないし、たいしたことありません。 それではベストムービー2012の発表です! 1.Chronicle(クロニクル/日未公開) 2.Project X(プロジェクトX/日未公開) 3.The Cabin in the Woods(13年春公開。邦題

    くりごはんが嫌いな男の2012年ベストムービー - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2012/12/10
    「クロニクル」ってまだ日本公開決まってないんだっけか。ワスは劇場公開を静かに待ちますよ・・・。
  • 『キャビン・イン・ザ・ウッズ』はホラーが苦手な人にも好きな人にもおすすめできる衝撃作だ! - シン・くりごはんが嫌い

    『キャビン・イン・ザ・ウッズ』をUS盤BDで鑑賞。 5人の大学生たちが夏休みに山小屋へ遊びに行ったら、その山小屋の中に古い日記があり、それを読み上げたとたんにゾンビが襲ってくるというどっかで聞いたことあるような内容。 ストーリーの説明がそのまんま『死霊のはらわた』と同じになってしまうくらい、凡百のホラー映画の体裁を丁寧になぞっているが、これがミソであり「いわゆるこういうホラー映画ってさぁ、これこれこういう展開になるって決まってて、だからさぁ、誰が生き残るとかもわかっちゃうよね、はははは」ということをネタ化した格ホラー『スクリーム』とまったく同じ精神構造を持っている作品。 当然、内容については一切触れることができないが、実によく出来ていて、ホラー映画における「何かが起きる前」のダラダラした部分も、とある組織の情報を少しずつ小出しにし、それと交互に展開させることでサスペンス性を高めることに成

    『キャビン・イン・ザ・ウッズ』はホラーが苦手な人にも好きな人にもおすすめできる衝撃作だ! - シン・くりごはんが嫌い
  • 写真家と映画監督の違い『へルタースケルター』 - シン・くりごはんが嫌い

    『へルタースケルター』鑑賞。 世間的に人気というか、評価が高いであろう、蜷川実花が監督したAKB48の『ヘビーローテーション』のPVをぼくはあまり評価していない。 理由は至極単純でアイドルとしての魅力が引き出されてるとは到底思えないからだ。 「美味しんぼ」でいえば、かけるソースや調理法に凝りすぎて、勝ちやすい料理を作ってしまうため、ほんらいの素材の味を活かしてないと海原雄山や団社長に指摘される山岡みたいなもんである。ゴテゴテした装飾や原色飛び交うドギツイ色彩に頼りすぎているきらいがあり、まず、素材の味を活かしかたを覚えないと、その装飾はただのハリボテでしかなく、センスがいい!とはならない。むしろ押し付けがましい*1。 とてつもない情報量がワンカットに込められているだけに、来ならザック・スナイダーのように、写真を一枚一枚じっくり眺めるようなモーション感覚で撮影すれば、まだ「中身はない」と言

    写真家と映画監督の違い『へルタースケルター』 - シン・くりごはんが嫌い
  • この映像に大友克洋は嫉妬する『ヒューゴの不思議な発明』 - シン・くりごはんが嫌い

    『ヒューゴの不思議な発明』を3Dで鑑賞。 ドンデン返しがあるとかそういうのとは違うが、あらすじについていっさい言及ができないマーティン・スコセッシ監督最新作。自身、初の3D映画であり、FUCKと血にまみれた作品を得意としてきた彼が、初めて手がけた家族向けのファンタジー映画でもある。 とは言いながらも、スコセッシが子供のころに感じていたような「見せ物」としての「映画」にこだわった内容で、映画がちょうど進化を遂げはじめたころの時代と「3D」という新たな「見せ物」でなければならない現代の関係性がリンクし、必然的に3Dでなければ成立しない物語になっているのが特徴。 リュミエール兄弟がフィルムを使って、カメラに向かって来る列車を観客に見せたとき、観客はこちらに列車が飛び込んで来るかと思って身体をのけぞらせたというエピソードは有名で、編にも登場するが、その「感じ」をもう一度やるために、あえて3Dとい

    この映像に大友克洋は嫉妬する『ヒューゴの不思議な発明』 - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2012/03/15
    昔、押井監督の「G.R.M」のパイロット版や「スチームボーイ」の製作過程を見たときの、そのワクワクが押井監督を敬愛するジェームズ・キャメロンや、アニメ畑じゃないスコセッシによって具現化されたのは寂しい。
  • 新潟日報の読者が選ぶ2011年の映画ベストテンが酷すぎる件 - シン・くりごはんが嫌い

    今日朝起きたら、おかんに「日報に2011年の映画ランキングが載ってるよぉ」っていわれたんですよ。 「邦画部門何が一位だと思う?」って軽くクイズ出されたんで「なんたら村騒動記じゃね?(『大鹿村騒動記』のこと)」って答えたら「それねぇ6位だわぁ」っていわれたんで、逆にランキングに入ってる映画を当てたろうと思って、たて続けに『探偵はBARにいる』と『マイ・バック・ページ』と『冷たい熱帯魚』っていってみたんですよ、そしたら「それ全部入ってない」とあっさりいわれました。当は新潟弁でいわれたんですけど、文字にするとなんのこっちゃ分からないので普通に書きました。 正直、いま挙げた3はキネマ旬報にもランクインしていたし、実際ぼくも去年の邦画のベストはこの3になります。なのでそのあとは皆目見当もつかなくなりまして、逆に「一位なんだったの?」って聞いたら耳を疑うような応えが返ってきました。 『ステキな金

    新潟日報の読者が選ぶ2011年の映画ベストテンが酷すぎる件 - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2012/01/30
    うーん、別にいいんじゃないかな。というか、少なくとも「八日目の蝉」と「大鹿村騒動記」はきちんとした映画なので、喰わず嫌いはいくない。
  • アジカン後藤と秋元康の対談を見て思ったこと - シン・くりごはんが嫌い

    ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルであり、ソングライターでもある後藤正文が地上波の音楽番組に初出演した。 とは言っても、出演したのはMステやHEY×3ではなく、「ゲストが今一番会いたい人と対談する」というコンセプトが売りの『僕らの音楽』。まぁ出演するんだったらこの番組がベストであろう。しかも対談したい相手に選んだのが、秋元康というから驚きだ。あまりにも異色な組み合わせと、あのアジカンが地上波に出る!?ってこともあって、ネットのニュースになったほどである。 早々に題に入らせてもらうが、内容はとてもよかった。実際、アイドルは別にしても、テレビに出なかったミュージシャンに「休みの日はこんなことしてます」なんて話はしてほしくないし、司会者にもそんな話は聞いてほしくはない。なので、ゲストが話したいことを対談形式で話して、それが見てる側の身になるようなものならば、今回の出演は

    アジカン後藤と秋元康の対談を見て思ったこと - シン・くりごはんが嫌い
    toshi20
    toshi20 2012/01/23
    「HEY×3」が数ある音楽番組のカウンターだったからこそ受けた時代から、「HEY×3」がフォロワーを生み出してきて主流になってしまったのが今なんだろうな。(「僕らの音楽」も変則フォロワーだとは思うけれど)。