オブジェクト指向プログラミングにおいてデザインパターンを利用することは、開発者に様々なメリットを与えてくれます。 ここでは、「デザインパターンとは何か」というようなデザインパターンの基本事項と、GoFの23個のデザインパターンをJavaを利用してわかりやすく解説します。 デザインパターン INDEX
今回は、パターンを1つだけ紹介します。「Mediatorパターン」です。GoF本では、それぞれのパターンの「目的]「背景」「効果」などが明示されています。私も、ちょっと真似をしてみましょう。複数のオブジェクトを組み合わせてプログラムの機能を実現するという目的において、オブジェクト間の関連がゴチャゴチャになってしまうという背景(問題)があり、Mediatorパターンの採用によって関連をキレイに整理できるという効果があります。説明だけでは、何のことだかわからないと思いますので、具体例をお見せしましょう。 図1[拡大表示](1)をご覧ください。これは、UML(Unified Modeling Language、ユーエムエル)と呼ばれる表記法で記述されたプログラムの設計図です。UMLでは、四角形の中に下線付きで名前を書いてオブジェクトを表し、関連のあるオブジェクトを矢印で結んで示します。ここで関連
第1章 はじめてのデザインパターン はじめに デザインパターンとは 特集の構成 すぐわかるオブジェクト指向 すぐわかるUML おわりに 第2章 逆引きカタログ ロジック編 Singleton (シングルトン) Factory/Factory Method (ファクトリ/ファクトリメソッド) Strategy (ストラテジ) Composite (コンポジット) Visiter (ビジタ) 第3章 逆引きカタログ J2EE編 Template Method (テンプレートメソッド) Facade (ファサード) ViewHelper (ビューヘルパ) DAO (Data Access Object) 第4章 逆引きカタログ その他 ユーティリティクラス 実行時例外を標準的に使う Nullオブジェクト 第5章 デザインパターン適用の勘所 はじめに アプリケーションの仕様 リファクタリング前のサ
最近ASデザインパターンの本が話題ですね。 そんなところで、開発中にでくわした改良のアイディアをパターンになぞらえて書いていこうかと思います。 AS3の開発でのボトルネックはエラー処理、とりわけ参照がNullであることによる例外をどうするかって場面だと思います。 Null Objectパターンをつかう 先ほどの案件で外部ファイルを読み込むにあたり、仮に読み込みが完了してなかったり、開発中で不足してるときにオブジェクトがない可能性を考えて作る必要がありました。 そういう場合はifステートメントで有無を確認して分岐したり、try...catch構文でエラーを回避したりしますが、可読性が落ちたり、いちいち書き換えることで手間や公開時に間違うリスクを増やすことになります。 if( se ) { se.play(); } // または例外をひろって停止するのはとりあえず防ぐ try{ se.play
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