ブログ(日記風の簡易ホームページ)やSNS(会員制ネット交流サービス)の利用者が増えている。掲示板やメーリングリストがネット草創期からある古い道具だとすると、ブログやSNSは情報をより便利に相互利用できる新しい道具だ。この新しい道具によって、インターネットのコミュニケーションはどのように変化しているのか。成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科教授で、うわさ研究の第一人者でもある川上善郎さんに話を聞いた。 うわさの消費が速い ――うわさにはどんなものがあるのでしょうか。 『流言』『ゴシップ』『都市伝説』の3つに分類できます。『流言』とはニュースや社会的な情報が流れるもの。例えば『地震が起きる』というようなうわさでは、情報を伝える役割が強くなっています。 『ゴシップ』は悪口のことで、身近な人だけに伝わるうわさです。単に情報を伝えるだけでなく、当事者が耳にすることで現実の生活に影響を与えるこ
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