イングレスを楽しむプレーヤー。仮想空間の陣地を広げるため、拠点に指定された銅像などに足を運ぶ=4月29日、仙台市青葉区の勾当台公園 ネット検索大手のグーグルが運営する携帯端末の位置情報を利用したゲーム「イングレス」の公式イベントが6月20日、仙台市で開かれる。国内開催は東京、京都に続く3カ所目で、参加者は数千人規模と見込まれる。ゲームを観光振興に生かす事例もあり、市は受け入れ準備に乗りだした。 イングレスは緑と青の陣営に分かれたプレーヤーが仮想空間で陣取りをするゲーム。現実の建物や史跡、記念碑などがゲーム内の拠点「ポータル」に指定されており、プレーヤーは現地を訪れた上でスマートフォンなどを操作し、拠点同士をつないで陣地を広げる。 公式イベントは年4回あり、大人数が集団戦を繰り広げる。ことし3月の京都には国内外から5600人以上が参加したといい、仙台にも同規模の人が訪れるとみられる。
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