ロブソンの器 【海外通信員】2009年04月01日 イングランド・サッカー界の伝説の男がガンとの闘病生活を送っている。2月18日、ボビー・ロブソン氏は76歳の誕生日を迎えた。彼は1991年に大腸がんと診断されて以来、実に18年間にわたってガンと闘い続けている。2007年2月に肺と脳への転移が見つかり、医師から末期ガンであると診断された後もなお、2年間の奇跡的な延命が続いている。彼は昨年3月に余生をガン患者のために尽くすことを決め、自らガンの慈善団体「ボビー・ロブソン基金」を設立した。 「周りは私が奇跡の人だと思っているようだ」 そう語るロブソン氏は、監督時代に築き上げた人脈をたどり、多方面の業界関係者からガン治療のための寄付金を集めた。当初は50万㍀を目標としていた寄付金も、今では100万㍀を超え、ガン治療の国民保険へと還元されている。彼は次世代のガン患者のために、自らの身を削って義援
マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、ジョゼ・モウリーニョが再びイングランドの地で指揮を執ることはないだろうとコメント。チェルシーで数多くのタイトルを手に入れたポルトガル人監督は、新天地にスペインかイタリアを選ぶはずだと話している。 リーグ監督協会のウェブサイト上で、9月にチェルシーを電撃退団したモウリーニョと数度に渡って連絡を取ったことを明かしたファーガソン監督は、このポルトガル人監督のプレミア復帰の可能性が低いと感じ取ったと言う。 「彼が今後イングランドで監督を務めることがあるかは分からない。ジョゼはスペインかイタリアのトップチームで指揮を執るだろう。これについては、かなり自信を持って言える。ただ、今のところは明確な候補はないようだ。充電期間を設けて、フレッシュな状態で戻りたいのだろう。再び監督として戻ってくることには何ら問題はないだろう。ただ、どのチームで指揮
19日のリバプール対チェルシー戦で、主審のロブ・スタイルズが下した判定が大きな物議を醸している。スタイルズ主審は後半17分、ペナルティエリア内でリバプールのDFスティーブ・フィナンが、チェルシーのMFフロラン・マルダを倒したとして、PKの判定を下した。前半に1点のリードを奪っていたリバプールは、このPKをMFフランク・ランパードに沈められると、そのまま1-1で引き分け、勝点2を失う格好に。リプレイでは接触すら確認できないこのプレーをPKと判定したスタイルズ主審に対し、リバプールのラファエル・ベニテス監督は、「あり得ない判定で、あり得ないPKを献上した」と、いまだ怒りが収まらない様子だ。 また、この日のスタイルズ主審には、このPK判定以外にも、チェルシーのMFマイケル・エッシェンが2枚目のイエローカードを提示されたように見える紛らわしいジェスチャーが見られるなど、そのジャッジは試合を大きく混
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、若手育成における独自の理論を展開。アーセナルのアーセン・ベンゲルが打ち出す育成方針に“ダメ出し”するほどの自信を見せた。 ロシア人富豪のロマン・アブラモビッチがオーナーに就任して以来、巨額の資金を投じて戦力補強を進めてきたチェルシー。しかし、今冬の移籍マーケットでは、新戦力の獲得を見送るなど、クラブの補強方針を若手育成モードにシフトチェンジしつつある。その方針転換に手ごたえを感じていると語るモウリーニョは、リーグカップで「若手中心で戦う」とのポリシーを貫き通し、結局決勝戦でチェルシーに敗れたアーセナルのフランス人監督を暗に批判しながら、MFラッサナ・ディアラの台頭を例に、独自の若手育成論を語った。 「リーグカップでたまにプレーするか、それともラッサナ・ディアラのようになるか。選手は、どちらを選ぶだろう? ディアラはチャンスが巡ってくるまで、じっと耐え
25日のリーグカップ決勝で、アーセナルに2−1で競り勝った。今シーズン一つ目のタイトル獲得となったが、キャプテンのDFジョン・テリーが相手選手との接触で意識を失うアクシデントが起こり、試合は一時騒然とした雰囲気に包まれた。 テリーが意識を失ったのは後半。MFアリエン・ロッベンのコーナーキックをクリアしようとしたアーセナルのMFアボウ・ディアビのスパイクが、飛び込んだテリーの顔面に直撃すると、そのままピッチに倒れ込んだ。その後、試合は長時間中断され、両チームのメディカルチームが懸命の手当てを行なった後、テリーは救急車で病院へと運ばれた。しかし、幸いにも大事には至らず、テリーは試合終了前にスタジアムへ戻ると、自身の代わりにキャプテンマークを巻くMFフランク・ランパードが優勝カップを掲げる瞬間に立ち会った。 大黒柱テリーの安全が確認されたことに安堵の声を漏らしたのは、指揮官のジョゼ・モウリーニョ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く