人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者、荒木飛呂彦さん(57)は仙台市出身だ。第4部と第8部の舞台「杜王町」は仙台がモチーフで、ファンに愛される「聖地」がある。青葉区のせんだいメディアテークで9月10日まで開催中の荒木さんの原画展に合わせ、関連企画と共に探してみた。(7回続き) ◆ 仙台市青葉区本町1丁目の花京院通郵便局が「ジョジョの奇妙な冒険」の聖地としてファンの人気を集めている。 理由は郵便局が入るビルの外観。第3部に登場するキャラクター花京院典明が持つ超能力を視覚化した「スタンド」と同じ緑色をしているからとか。 窓枠がスジに見え、まるでメロンが光を放っているかのように見えたら、あなたも立派なジョジョファンだ。ちなみにキャラクターの名前は青葉区花京院に由来するという。 同郵便局の白鳥正広局長(45)は「まさかビルの色が理由で人気になるとは予想外でした。ファンの方々が訪れてくれるのはうれ