諸般の事情で禁足的な状況になったので、ここ数日の政治状況について、日記的ニュアンスでメモを残しておこうと思う。といっても私は政治学を学んだわけでもなく、国政とはせいぜい間接的影響しか受けない程度の関係なので、あくまで個人的なメモである。 まず、不信任案が成立するかは、正直判断がつかない。ただ、判断がつかないという程度に状況が拮抗しているようには見える。数日前には周囲も含め「まあ不成立でしょ」と見立てていたので、ここ数日で事態が大きく動いたのは確からしい。そして、こうした目先の攻防を支える背景として、案外不信任案の成立や解散もありえるのかもしれないな、と思わせるだけの文脈の存在も、見え隠れしている。 一つは、菅首相のマインドセットが、すでに玉砕気分であるように見えること。現在の状況を踏まえて解散すれば現政権側(という括りも実際には詳細な定義が必要だが、ここでは割愛する)はほぼ敗戦必至だが、そ