ブックマーク / toyokeizai.net (6)

  • 「バター不足」解消をめぐる不思議な規制改革

    「今の制度でまったく問題はないし、困ってもいません。なんであんな意見が出てくるのか、正直言って疑問です」 困惑したような声でそう話すのは、宮崎県でおよそ200頭の乳牛を飼う酪農家のIさんだ。まだ30代後半の若手で、搾った生乳は大手乳業メーカーの製品になるほか、県内の有力スーパーのPBミルク商品にも採用されている優良な生産者である。彼が「あんな意見」と話すのは、規制改革推進会議が検討を進めている、酪農のあり方に関する制度改革の答申だ。そこでは酪農家の所得向上や、ここ数年、よく話題になるバター不足の解消を目的とした改革が提案されようとしている。 同会議の答申を簡単にまとめると、「現状の制度では、多くの生産者が指定団体に営業や価格交渉などの販売業務を委託せざるを得ない。現状の指定生乳生産者団体制度の是非、現行の補給金の交付対象の在り方を検討する」と「バター等一部の乳製品は国家貿易で輸入されている

    「バター不足」解消をめぐる不思議な規制改革
  • 戸越銀座駅が「木造」ホームに変身した事情

    約1.3キロメートルの通りに400軒あまりの店が軒を連ね、メディアにもよく取り上げられる東京都品川区の戸越銀座商店街。その玄関口である東急電鉄池上線・戸越銀座駅のリニューアル工事が12月11日に竣工した。同駅のリニューアルは、1927(昭和2)年の開業以来約90年ぶりだ。 生まれ変わった同駅を初めて訪れた人は、電車を降りたとたん、そのたたずまいに驚くに違いない。新しくなったホームは、壁から屋根、ベンチに至るまでが「木」。それもそのはず、今回の改装は「木になるリニューアル」と銘打って行われたのだ。 ホームは東京・多摩地区で産出された「多摩産材」の板を格子状に組み合わせた凝ったデザインの屋根が全体を覆い、ログハウスなどの建物内にいるかのような雰囲気。墨色の駅舎は入口にオリジナルデザインののれんがかかり、金属製の切り文字による駅名が輝く。 木造駅舎が刻んだ歴史を受け継いだ 竣工の日は師走の日曜日

    戸越銀座駅が「木造」ホームに変身した事情
  • 「そごう柏店」を撤退に追い込んだ過酷な事情

    「ああ、ここもなくなってしまうのね」――。JR柏駅前にそびえる“思い出の場所”を前に、通りがかった年配の女性はそう嘆いた。 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は3月8日、運営する西武旭川店(北海道)とそごう柏店(千葉県)の2つの百貨店について、2016年9月末に閉店すると発表した。好調なコンビニエンスストア事業とは対照的に苦戦する百貨店事業のリストラに踏み切り、経営改革のスピードを加速させる狙いだ。 「グループの利益が最大の今だからこそ、構造改革を進める」。記者会見に臨んだセブン&アイHDの村田紀敏社長はこう強調した。百貨店閉鎖に加え、同じ傘下の総合スーパー(GMS)のイトーヨーカ堂についても、2017年2月期中に20店の不採算店閉鎖に踏み切る。 閉鎖する百貨店2店舗で働く社員は、そごう・西武のほかの店舗へ配置転換する。契約社員については、閉店となる9月末で契約切れとなる。今回の閉鎖に

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  • なぜ日本の公園は、あれもこれも禁止なのか

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  • 「ゆめタウンで買い物」に九州人がハマる理由

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  • 「孤独のグルメ」の作者は、"怪物"だった!

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