2011年12月28日 雑誌販売「最盛期の2/3」時代、版元編集者たちの「歩き方」模様 Tweet さて昨日の日経に出た記事が、なかなか衝撃的だった。「雑誌販売27年ぶり1兆円割れ 11年、休廃刊相次ぐ」って奴。 記事に添えられたグラフが特に凄いというか。1997年まで右肩上がりでピーク1.56兆円売り上げて、そこから一転、グラフは崖を倒けつ転びつ落ちてく人並の右肩下がり。見事な富士山模様だ。 しかもこれ、よくある「下側はしょって増減を強調した」なんちゃってグラフでなく、全部プロットしてある「本気グラフ」。それでこの富士山てわけだ。 記事ではここ15年の衰退原因を「ネット普及」や「不況」に求めていた。この「不況で衰退」という推測についてだが、もともと出版は「不況に強い業種」とされていた。低価格で手軽な娯楽だから。ただこれ書籍中心の話で、景気が悪くなれば雑誌はやっぱり広告がね。 それに不況に