これまでノイズキャンセリング(NC)製品といえばボーズとソニー、フィリップスなどのメーカーが数種類をリリースする程度のマイナーな製品ジャンルだったが、昨年秋にNC機能搭載型のウォークマン(NW-S7xx)が登場して以来、せきを切ったように各社から製品が登場し、一気にメジャーな存在となった。 2月下旬に販売が開始されるオーディオテクニカの「ATH-ANC7」“Quiet Point”もそうしたNCヘッドフォンのひとつ。製品の発表自体は去年10月に行われていたが、発売が延期されていた。「環境ノイズを85%以上低減する」というその威力を試してみた。 外観は一般的なオーバーイヤータイプで、ハウジングサイズは実測で約9.6ミリ(縦)×約8ミリ(幅)×約3.8ミリ(奥行き)、約200グラム(本体のみ)。同種の製品としては日本ビクターの「HP-NC80」(レビュー)、東北パイオニアの「SE-MJNS」(