1. 使わない筋肉は誰でも硬くなる 若い人ほど筋肉が柔らかく、歳とともに筋肉は硬くなると信じている人は多い。でも筋肉は加齢で硬くなるわけではない。使わないでほったらかしにするから硬くなるのだ。 筋肉は、筋線維という細長い細胞を無数に束ねたもの。筋線維には、アクチンとミオシンが交互に重なるサルコメアというユニットが一列に連なる筋原線維が詰まっている。運動神経から信号が伝わるとアクチンがミオシンの間に滑り込み、サルコメアが一斉に短くなり、筋肉は収縮。信号が消えるとアクチンは元に戻る。筋肉を使わないとサルコメアが減り、筋原線維が短くなるため、動ける範囲が狭まって筋肉は硬くなるのだ。 またデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると、特定の筋肉に負担が集中してサルコメアがフリーズ。やはり硬くなる。筋肉が硬いと血液循環が悪くなるし、姿勢も崩れる。カラダの動きが乱れて運動時のケガや日常での転倒を招きやす
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