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ブックマーク / wakabkx.hatenadiary.jp (7)

  • 奨学金 - 電車の中の恋人

    学生時代の後輩が先日、奨学金の返済がようやく終わったとFacebookに書き込んでいました。後輩は私の1つ下なので40歳、つまり16年かかって返済したことになります。 奨学金に対してここ数年、批判をよく耳にします。闇金のような取り立てや高利、返済不能からの自己破産など、ダークなイメージが浸透しつつあります。要は借金なので当たり前ですが。 奨学金はとても良い制度だと思います。上記の後輩を含め、奨学金がなかったら大学に通えなかったという人はたくさんいるはずです。ただ、制度設計を見直す必要があります。 時代は変わった かつては大学を卒業すれば良い会社に入ることができ、そもそも日が高度経済成長期で働けば働いた分だけ給料をもらえ、奨学金を返せないということなど滅多になかったはずです。 しかし、大学は乱立し、不景気になり、収入が不安定な非正規雇用が珍しくなくなり、こんな時代になるとは予想できなかった

    奨学金 - 電車の中の恋人
    toya
    toya 2019/02/20
  • 書籍編集部員の再会 - 電車の中の恋人

    昨夜、前の会社の書籍編集部員で集まりました。2016年末で書籍編集部が解体され、そのときに辞めたメンバーもいるので約2年ぶりです。 書籍編集部のアシスタントだった女性が結婚して地方に引っ越すことになり、彼女のお祝いを兼ねつつ、みんなでの再会です。 当時のメンバーは私を含めて5名ですが、前の会社に残っているのは異動した1名だけで、4名は他社に転職しました。 出版社で書籍編集者を続けていたり、私のように出版社以外に転職したり、進んだ道はバラバラですが、編集という柱はブレていません。 始めはお互いの近況報告でしたが、酒が回ってくると話題は出版業界の現状や課題、今後の方向性などになります。 みんな真剣なので声が大きくなることはしょっちゅうですし、時には胸ぐらのつかみ合いになることもあります。 しかし、それが当に楽しく、話は尽きませんし、時間がいくらあっても足りないぐらいです。昨夜も気付けば終電ギ

    書籍編集部員の再会 - 電車の中の恋人
    toya
    toya 2019/01/12
  • 内定 - 電車の中の恋人

    ここ最近、残りの人生がまるでプロ野球の消化試合のような、やる気のないことを書いていましたが、これはあくまでも世を忍ぶ仮の姿です。ようやく当のことが書けます。 転職します。 ちなみに次も外資系です。きょう、内定の連絡と諸条件をまとめたオファーレターをもらいました。提示されたポジションと年収が希望を大幅に上回るもので、正直言って少し腰が引けています。 日系企業でいう課長代理で、部下が6人つきます。年収はさすがに4桁万円には届きませんでしたが、これはあくまでもスターティングサラリーであり、2~3年後には4桁万円になる見込みです。 実は2月にエージェントに登録し、限られた時間で転職活動をしていました。ブサイクとして生まれてしまった以上、プライベートの幸せはとっくに諦めていますが、自身の努力で何とかなる仕事については諦めるわけにいきません。 出版社ではありませんが、インハウスの編集部で記者兼編集者

    内定 - 電車の中の恋人
    toya
    toya 2018/06/12
  • 古巣からの復帰要請 - 電車の中の恋人

    「またうちに戻ってくるつもりはないか?」― 古巣の新聞社から連絡がありました。復帰要請はこれまで何度もありましたが、元同期や社歴が近い先輩、後輩からばかりでした。 しかし、今回は少し違います。次期社長に内定したと目されている重役からです。数年前に辞めた単なる現場の記者にそのような人がなぜ直接、連絡してくるのか。 新聞記者は事実をまず疑ってかかるのが鉄則です。長年の記者生活で身体に染みついた習性はそう簡単に消えず、もしかしたら何か裏があるかもしれないと思い、当たり前ですが返事は保留しました。 実は今夜、ちょうど元同期と飲むことになっていたのです。ビールで喉を潤してから早速聞いてみたところ、元同期曰く「やっぱりお前のところにもきたか」とのことでした。 次期社長に内定したというのはどうやら当のようで、経営を建て直すためには業に真摯に向き合うべきであるという考えの下、辞めていった優秀な記者に声

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    toya
    toya 2018/05/26
  • 自分が見えない - 電車の中の恋人

    私は時間ができれば極力、歩くようにしています。 新聞記者時代はとにかく歩き回っていました。オフィスでじっとしているだけでネタは見つかりません。当時は1日のうち座っていた時間のほうが短かったと思います。 一方、編集という仕事デスクワークが中心です。ただ、それでも著者やデザイナー、外部スタッフとの打ち合わせで外出することもよくあり、それなりに歩いていました。 しかし、1年前に異動し、オンライン製品の開発を担当するようになってからはまったく歩かなくなりました。1日中、デスクに張り付き、パソコンと向き合うだけです。 横浜はきょうも寒かったのですが、とても良い天気だったので、一眼レフを持って近所をあちこち散歩してきました。いまは足が文字通り棒のようになっています。 近所…といえるほどではありませんが、最寄り駅から行けるところに大きな公園があります。高台にあるため景色が良く、もやもやしたときに何度も

    自分が見えない - 電車の中の恋人
  • 静かな幸せ - 電車の中の恋人

    タレントの武井壮さんが昨年、箱根駅伝について見解を述べ、賛否両論が巻き起こりましたが、私は全面的に賛成です。 大学は研究機関であると同時に営利企業です。学生を集めて利益を稼がなければならず、そのための宣伝に箱根駅伝を利用するのは何らおかしくありません。企業のテレビCMと同じです。 また、箱根駅伝を競技人生のピークとして考えることも構わないと思います。プロのアスリートとして生きていける選手はごくわずかです。競技人生で1度でもここまで注目されれば望でしょう。 箱根駅伝を経験してからの大学卒業後の競技人生については選手自身の問題です。箱根駅伝で燃え尽きてしまったというのであれば、それに対して他人がとやかく言う必要はありません。 学生時代の同期が、かつて箱根駅伝に出場しました。冬休み明けに会ったとき「すごく楽しかったし、良い経験になった」と嬉しそうに話していたことを覚えています。 そう、すべては

    静かな幸せ - 電車の中の恋人
    toya
    toya 2018/01/02
  • キャリアとスキル - 電車の中の恋人

    大阪に異動の内示が出たよ」― 昨夜の帰り、横浜駅で新聞記者時代の同期にばったり会いました。何か話したそうだったので飲みに誘ってみたところ、異動の話が出てきました。 私がいた新聞社は地方紙です。東京と大阪の2大経済圏を無視することはできないので支社を置いていますが、主戦場は地元の県です。東京はともかく大阪への異動は社内の主流から外れたことを意味します。 「俺も転職しようかな。色々と教えてもらいたいわ」と言っていましたが、断固として反対しました。新聞記者はつぶしが利かない仕事で、転職先がほとんどありません。 高倍率の採用試験を突破したので優秀ですし、彼は仕事ができる男なので、記者とまったく関係ない他の仕事もやってみれば無難にこなせると思います。 ただ、30歳を超えてからの大きなキャリアチェンジは相当難しいはずです。例えば、彼が人事や経理、マーケ、経営企画などに応募して採用されるとは思えません

    キャリアとスキル - 電車の中の恋人
    toya
    toya 2017/02/10
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