執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、食品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 食品表示・考 畝山智香子さん(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部長)の新著「食品添加物はなぜ嫌われるのか 食品情報を『正しく』読み解くリテラシー」(株式会社化学同人)。 タイトルから食品添加物の話かと思いきや、そこにとどまらず、超加工食品、オーガニック、北欧食、食品の国際基準、食品表示、プロバイオティクスなど、国内外で話題となった情報を広く取り上げています。メディアなどで一面的に取り上げられる情報が、ほんとうのところはどうなのか、真実に迫る内容です。 新著の帯には「ゼロリスク幻想を超えて改めて考える、ほんとうの『食の安全』」とあります。これを見て、2009年に刊行された「ほんとうの『食の安全』を考える—ゼロリスクという幻想」を思いだしました。新著のまえが