面白かったけどストーリーは少し物足らないなー。 やっぱりZEROと04のシナリオがどうしようもなく好きだ。 04もZEROも、かつて傍らにいた人間が「彼」について回想と共に語るという構図は苦くて甘くて感傷的。その感傷が物事を美しく見せてるし、語り手が持つ「彼」への美化フィルターの所以を勘繰れるのも面白い。ZEROでの各エース達の語り口もやはりどこか(複雑な)感傷が滲んでて、各人が「彼」「奴」とどのように戦ったか、何を思いながら戦ったかを語っていくところが巧い。ウィザードの人もあれはあれで思うところあって結構好き。 ZEROは各所の演出手法もすごく好きだったな。エンブレムと白抜きの文字が、敵エースたちの登場場面で入るところは美しかったし燃えた。ZEROでの各撃墜王達との対峙は、「才覚あるもの同士の真剣勝負」という面を大きく打ち出していて、各々の戦う理由はどうであれ敵として戦場で相見えた以上勝