2019年7月11日のブックマーク (3件)

  • 研究者の死後、蔵書はどう処分されるのか

    <亡くなった研究者やビブリオマニアの蔵書はどこへ行くのか。必要としているところに受け継がれるシステムはできないものか。数カ月前、ある亡くなった研究者の蔵書処分を手伝うことになった> 「大きな研究成果を上げて将来を期待されながら、自ら命を絶った女性がいる。享年43歳。多くの大学に就職を断られ、追い詰められた末だった」 これは、今年4月10日に朝日新聞が報じた、ある女性研究者の自殺に関する記事冒頭である。記事によると、彼女は東北大学で日の仏教史研究で博士号を取得し、受賞経験もある、将来を嘱望された研究者だったという。彼女の自殺自体は2016年で、直近の話ではなかったものの、事件の痛ましさもあって、記事は、似たような境遇にある人、また似たような経験を経た研究者たちに大きなインパクトを与えた。 私も大学の教員やシンクタンクの研究員という研究の道を歩んできたので、事件は他人事ではない。彼女のように

    研究者の死後、蔵書はどう処分されるのか
  • 大人の発達障害とうつ病の誤解、なぜあの人は空気が読めないのか?

    ここ数年、メディアでもよく取り上げられるようになった「大人の発達障害」や「うつ病」。しかし、これらの病気に関する偏ったイメージや誤解がまかり通ってしまい、「自分もそうなのでは?」と専門医の診察を受ける人が増えているのが現状です。そこで前回に続き『最新医学からの検証 うつ発達障害』(青春出版社)から、病気の疑いがある方、ご家族、あるいは職場で当事者と関わりのある方などに向けて、発達障害うつ病の正しい知識をわかりやすく解説します。 「アスペルガー」と思ったら、うつADHDの可能性も… 発達障害の専門外来にやってくる人は、多くが自分のことをアスペルガー症候群と考えています。「対人関係がうまくいかないので、自分はアスペルガーではないのか」と自己診断している人や、「他の病院やクリニックでアスペルガー症候群と診断された」という人が大半です。 しかし、ここには大きな誤解があります。それは、「発達障

    大人の発達障害とうつ病の誤解、なぜあの人は空気が読めないのか?
  • 日本一の車社会、福井県で鉄道利用者が大幅増加している理由

    一のクルマ社会である福井県で、鉄道利用者が大幅に増加している。全国の地方鉄道が苦しんでいる中、どのようにして利用者を増やしたのか?福井県のケースは、全国の悩める地方鉄道にとって大いに参考になるはずだ。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) 地方鉄道苦境の時代にあって 「利用者数ほぼ倍増」 福井県の地元紙・福井新聞が「クルマ社会の福井県で電車通勤が増加」と報じたことが話題だ。しかも並大抵の増加ではない。私鉄「えちぜん鉄道」の通勤定期券利用者数は2004年の約37.8万人から2018年度の74.7万人へほぼ倍増、「福井鉄道」も17.4万人から38.2万人へと2倍以上に増加したというから、地方鉄道苦境の時代に異例の急成長である。 福井新聞の見出しの通り、福井県はクルマ社会だ。しかも「日一のクルマ社会」である。自動車検査登録情報協会によると、1世帯当たりの自動車保有台数は全国平均1.058台(2

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