漫画喫茶などで暮らす生活困窮フリーター 《住むところがなくてサウナを転々としています》《派遣会社の寮で暮らしてますが、派遣の期限切れで延長できず、あと3日のうちに寮を出なくてはなりません。次の仕事も住むところも決まっていないので途方に暮れてます》《やりたい仕事、雇ってもらえそうな所はいくつかあるのですが、住むところがなくて採用を見送られています》 「この2年ほどの間、私たちのような小さなNPOにも生活困窮フリーターというべき20代、30代の人たちからの相談が寄せられるようになりました」と話すのはNPO法人自立生活サポートセンター「もやい」(東京都新宿区)の事務局長を務める湯浅誠さん(37歳)だ。「相談の多くは漫画喫茶からフリーメールを通じて送られてきます」とも語る。 1995年から路上で暮らす野宿者の支援活動をしてきた湯浅さんは、2001年から現在のNPO法人「もやい」でホームレスをはじめ