今回は、現像モジュールの応用編として部分補正のツールをご紹介しましょう。Lightroomには3種類の部分補正ツールが用意されています。Photoshopのように何でもできるツールではありませんが、Raw現像ソフトとしてはあまり搭載されていない機能です。多少のことならPhotoshopを使うことなく完結できます。 連載の途中でLightroomの呼称が変わってしまいました。この連載では、Photoshop Lightroom Classic CC(旧Lightroom CC)を使用して解説しています。 Lightroomの部分補正ツールには、段階フィルター(M)、円形フィルター(Sift+M)、補正ブラシ(K)が用意されています。前の2つが「フィルター」で次が「ブラシ」となっているので、違うツールのように見えますが、この3つは画像の部分的な色や明るさ・コントラストを補正するために使うツール