街頭テレビや「ゴム」のボール! ルワンダの生活文化とサッカー とうとうやってきました、ロシアワールドカップ! アフリカからは日本がグループHで対戦するセネガル(FIFAランク28位)をはじめ、チュニジア(14位)、モロッコ(42位)、エジプト(46位)、ナイジェリア(47位)が出場しています。どのチームも、ランキング60位となった日本より格上なんですね。 私のいるルワンダでも、サッカーはバスケやバレーを抑えて一番人気のスポーツ。私が日本人と知ると、「ホンダ!」「カガワ!」と声をかけてくる人も多いほど。海外の試合を観ている人もいるんだなあと実感しますが、農村部ではまだまだ自宅にテレビがある家庭は限られています。 その代わり、バーやアリメンテーション(食料品や生活用品などを売っているよろず屋)に寄り集まって観戦する光景はよく目にしますね。戦後の日本で、近所の人たちが集まって力道山のプロレス試合
ルワンダの最高紙幣には、人ではなく「ゴリラ」が印刷されている! 日本の最高紙幣・一万円札に描かれている人物と言えば福沢諭吉ですが、ルワンダでは誰が描かれていると思いますか? 実は人ではなく、マウンテンゴリラなのです!! 最高額紙幣である5000ルワンダ・フラン(約600円)札に描かれています。世界の約7割のお札に肖像画が使われているそうですが、それは人間が「顔」を認識する能力に優れており、偽造防止に適しているため(参考:man@bou)。しかし、5000ルワンダ・フランだけではなく、ルワンダのお札にはいっさい肖像画が描かれていません。 アフリカ全体でも、これまでに紙幣に採用されたことのある人物はたった17名で、国数としては10カ国(参考:Wikipedia)。アフリカの国数は56カ国であることを考えると、少ないですよね。 その理由は、①政治的・経済的不安定さから文化の発展が難しく、著名な文
日本でも密かにブーム! ルワンダのシンボルはコーヒー この記事が出る頃、日本はそろそろ桜の季節。でもルワンダでは「花を愛でる」という習慣はほとんどありません。「国花はなに?」と聞かれても、パッと思い浮かばないのが正直なところ。 しかし、一年間365日中で、たった2日間だけ咲く「幻の花」があるんです。それはルワンダの特産品でもあるコーヒーの花。そもそもコーヒーに花が咲くってことがびっくりですよね! 私も今回調べて、初めて知りました。そこで、まず、ルワンダの国章をご覧ください。 国章とは国家を象徴する紋章や徽章のこと。一般的に国旗よりもデザインが複雑で、生活様式や伝統などさまざまな情報を読み取ることができます。日本では慣例的に、皇室の菊の紋章が国章とされています。 そんな国章の左には主食の「モロコシ」、中央は結婚式で花嫁に贈られる伝統的なバスケット「アガセチェ」、そして右には「コーヒー」が描か
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